とろろ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ストレスなく見られるのが良かった
のんびりストレスなく見られる点が良い
異世界+料理系の作品にハズレはないように思える
メインの登場人物もスライムやフェンリルという強弱がはっきりしたモンスター+女神という上位存在とキャラクターの配置に無駄がないところもよく出来てる
それに、うまい飯が作れる唯一の人間ということで裏切られたりする心配がない点も良いし、うまい飯が食べたいという欲求は理解できるから主人公がチヤホヤされることにも納得感がある
こういった作品でよくあるように勇者御一行が主人公を露骨に下げて粘着質に敵対するような展開もなかったし、ストレスになるような対立イベントを避けて作られている感じが良い
このようにストレスフリーで気軽に見れる良い作品だと思うが、
あえて悪いところを挙げるとすると料理のバリエーションが薄い点とフェンリルの餌の催促が多すぎる点だろうか
料理に関してはぶっちゃけ似たような料理ばかりじゃね感は否めない
モンスターの肉がメインの食材になる率が高くて肉以外の食材にあまりスポットライトが当たっていない
肉以外の部位だって創意工夫次第では食えると思うんだけど食材に対するこだわりが薄いようには感じる(けど、こだわり強すぎてもアレだしカジュアルで良いともいえる)
フェンリルはキャラクター設定的に食いしん坊で食欲旺盛なところがこの作品を引っ張っている大きな軸ではあるし、スライムや女神なども主人公以外のメインキャラは全員食欲旺盛で、それが作品を動かす力になっているのだけど、同じキャラクターが毎回腹減ったと言ってくるのは若干鬱陶しいなと感じてしまうところはあった
スライムが成長したあたりから主人公がスライムに対してはずっと甘く接してフェンリルに対してスライムと対比して雑に扱ったりするので、ストレス要素を減らした作品ではあるもののそれでも人間関係のいざこざは絶えないなぁと思ったりなどした