なっぱ𖧷𓈒𓂂 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
この世界の専門用語を抑えたらますます楽しい
原作未読。2度目の鑑賞。
1度目の時はまだアニメを何も考えずに
サラッと観てた頃なので「なんかすごかったな〜」
という記憶しかありませんでしたw
今回の私と前回の私の違いは
"シビュラシステム"と"ドミネーター"と"犯罪係数"を
理解してるかしてないかです。
むしろ前回はよくこれを理解しないまま観終わったな
という自分の浅さに笑ってしまいましたwww
お陰で初見に近い新鮮な気持ちで鑑賞できて嬉しい。
{netabare}現実の方で最近AIって怖いな〜と
根拠も何も無くフッと思うことがあるのですが、
いくら二次元であったとしても
こういうコンピューター(シビュラシステム)に
支配されている世界を観ると、
これが謎の恐怖の理由に最も近い気がしてきます。
犯罪を未然に防ぐって素晴らしい事なのに、
コンピューターに従ってると人がどんどん死んでいく。
コンピューターがNOと言えば、
明らかな悪人が目の前にいても正義として裁けない。
言葉にすると難しくて何も書けないのですが
ただただ恐ろしいな〜って。
#16の縢秀星の死、
やるせない気持ちでいっぱいになりました。
本当、、「やってらんねーよ。クソが。」
彼が1番救われてほしい人物だっただけに
このセリフはドンピシャで刺さりまくりました。
人生に迷えるほど選択肢がある事は幸せだと
教えてくれた素敵なキャラでしたね。
そして終盤での征陸智己の死。
征陸が槙島を抑えていたんだけど、、
身動きの取れない宜野座に槙島がダイナマイトを投げ
征陸は槙島を放して爆発から宜野座を身を呈して守り、
最期は刑事としてではなく父として生きた。
宜野座がここで監視官ではなく
息子として悲しむ姿は観ていて苦しすぎました。
これがきっかけで犯罪係数が爆上がりし、
最終話では朱の元で執行官として刑事を続ける姿が。
槙島を撃ったとされる狡噛は
死んでいなければ逃走中という扱い。
最後に執行官の六合塚とnew執行官の宜野座と
監視官の朱の3人が映し出されたのを見た時、
え!?これで全員!?とびっくりしたと同時に
いなくなったみんなを思い出して悲しくなりました。
終わりの流れで唐之杜と六合塚ができてる?と
思えるようなシーンも流れてニンマリw
百合百合してたんですね〜
作中にイチャイチャシーンを放り込まず
匂わせだけなのも世界観が保たれていて好印象です。
局長の皮を被った義体の黒幕っぽい人が
2期でどういう動きをするのか楽しみです!
(2期も1度観てるけど記憶が、、w)
あの義体にしてるおばさんの見た目が好きじゃないから
#17の局長&槙島のツーショットが続くシーンは
小難しい話ってのもあって2回寝落ちしちゃいましたw
ビジュって大事なんだな、、
{/netabare}
登場人物一人一人に焦点を当ててくれる作品は
入り込みやすくて大好きです。
〜キャラ&声優さんメモ〜
{netabare}
◇常守 朱(cv.花澤香菜)
ヒロイン。監視官。サイコパスの色相が安定?。
◇狡噛 慎也(cv.関 智一)
執行官。元監視官。槙島を殺すために逃走。
◇宜野座 伸元(cv.野島健児)
監視官。最終話で執行官に。征陸智己の息子。
父と似た目が嫌いで伊達メガネ→外した。
◇縢 秀星(cv.石田彰)
執行官。5歳で潜在犯。明るい性格。
局長に消され死亡。
◇征陸 智己(cv.有本欽隆)
執行官。面倒見のいい優しいおじさん。左手義手。
宜野座の実父。槙島との戦いで宜野座を守り死亡。
シビュラシステム導入前は警察官。
◇六合塚 弥生(cv.伊藤静)
狡噛に声をかけられ執行官に。黒髪ポニーテール。
掴みどころがない。クール。元ギタリスト。
◇唐之杜 志恩(cv.沢城みゆき)
分析官。セクシーお姉さん。口紅と煙草が似合う。
◇槙島 聖護(cv.櫻井孝宏)
人に犯罪を犯させる犯罪者。めっちゃ強い。
武器:剃刀。朱の友達を目の前で殺害。
犯罪係数が上がらない「免罪体質者」。
ドミネーターでの執行は不可能。
{/netabare}
※声の評価は、櫻井孝宏を覗いた評価です。