鬼戦車 t89 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
何がしたいのかイマイチ分かり辛い。妖精の立ち位置をもう少し明確にして欲しいです。
最終話(12話)完走です。
とても丁寧に作られた作品です。砂糖菓子やシュガーアップルも美味しそうです。主人公は襲いかかる苦難にも耐えて頑張ります。
2期ありきだからかもしれませんが、主人公の砂糖菓子職人としての成長と成功を描きたいのか、妖精との交流を描きたいのかとっ散らかっている印象です。
妖精は、無生物から生じる存在らしく、そもそも生き物なのか不明確な上、愛玩用、労働用、戦闘用と色々な用途に使役できるようです。
主人公の相棒の戦闘妖精はツンデレですが、他の妖精は結構頑張って人間に仕えていたり、気に入った人間に友達のように接していたりと、人間との関係性がバラバラです。
妖精の掴みどころの無さが、主人公と相棒の戦闘妖精との恋愛要素に疑問を抱かせます。そもそもこの世界で妖精は道具かペットなのでは?
主人公は色々な嫌がらせや妨害を受けますが、妖精をもっと上手く使役すれば防げるのでは?と思ってしまいます。
妖精に何が出来て何が出来ないのか不明確なのが、イライラとモヤモヤの要因の一つになっています。
道具じゃ無いなら、指示待ちしてないで、もう少し気を使って先回りしたりして、トラブルを未然に防いで欲しい所です。
2期で、モヤっとした妖精の存在意義がもう少し明確になることを期待しています。