「おとなりに銀河(TVアニメ動画)」

総合得点
65.4
感想・評価
142
棚に入れた
432
ランキング
3343
★★★★☆ 3.2 (142)
物語
3.1
作画
3.3
声優
3.3
音楽
3.2
キャラ
3.3

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

トニカクオキレイ

詳細は公式でも。

今期は「なろう」よりも目立っている講談社『good!アフタヌーン』連載中の雨隠ギドさんによるコミックのアニメ化作品です。制作は前期「アルスの巨獣」で酷評の嵐を受けた旭プロダクションです。

なんだろうなぁ。ストーリーよりも前に、作画のイマイチさが目について仕方がないですね。NHKで同時に実写ドラマ化されるんだから、もう少し気合いを入れて実写に負けるなというところを見せていただきたいものですが…

話はまだこれから。
宇宙人ですよと言われれば、たいして経験もないのに漫画家のアシスタントをそつなくこなせるのも飲み込めるといえば飲み込める…んですが…

どうにも歯切れが悪くなる作品。
つまらないと切り捨てるような作品ではないです。むしろ面白くなりそうな予感がヒシヒシ。なんですが、初回の立ち上がりが、どこか釈然としないというか…

ま、いろいろなキャラが出てきて、アシスタントさんと絡むようになれば「同居人はひざ、時々、頭のうえ」とか「であいもん」ぐらいの感じになるのかなという印象。とりあえず、継続視聴です。

=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
五色さんのキャラデザは非常に魅力的で素敵ですね。CVの和久井優さんも合っていますね。こういう役どころは石見舞菜香さん一択という状況になりつつありますが、和久井さんもいける感じ。

ただ、なんだろう。ストーリーが本当になんというか。
有り体に言えば「退屈」。
初回の歯切れが悪くなる印象は相変わらずです。設定とか、いろいろ考えれば、もっと面白くておかしくないはずなのに、面白いと言い切れないんですよね。なんでだろ。

もしかしたら、これ、実写向きなのかもしれない。
ただ、今やってる実写。五色さんがイメージじゃないんですよね。なんか、あの女優さん少しルックスが濃いというか…
もっと、このアニメのように透明感のある人のほうが向いている気がします。イメージでは、若い頃の北川景子さんみたいな?

どうにもアニメ作品に刺激というか、毒を求めすぎているのかもしれません。だから、こういうバファリンの半分の優しさみたいなストーリーが退屈に感じてしまうのかなと。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
なんというか、会話のテンポとかキャラの言動とか、何かが変。
会話に変な間があるというか。

それに、キャラデザ自体は悪くないんですが、動きが変。そのせいで作画が微妙に見えます。

ストーリーも、結局は付き合ってしまったわけなので、ここからは「トニカクカワイイ」との差別化が難しい感じ。

面白くなりそうなのに、あんまり面白くないという状態から、明確に面白くないという領域になってきました。

素材は悪くないのに、何でこうなってしまったのでしょう。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
おそらくですが、この回って中盤の山場も山場。大山の回だった気がするんですよね。

主人公が父親の墓前で五色さんを紹介する。なんていうか、分かる人にだけ分かればいいけど、「めぞん一刻」で五代くんが、惣一郎さんの墓前で管理人さんと一緒に「あなたを響子さんの心の中から追い出すことはできない。だから、あなたごと響子さんをもらいます」というシーン。あの感動シーンと同じ感じだと思うんですよ。

でもね、なんていうか変な間とか、意味のないカットとか、なんだかこう、おかしな感じだなあと。

なので、ぜんぜん感動もしない。
で、エンドロール。今回の絵コンテ、演出は上田某さんとの表記。

わかりましたね。「ピーチボーイリバーサイド」を台無しになさった、あの監督さんですよ。もう多くは語りません。お察しください。

やれやれ。
なんだかなぁ…
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
なんというか、こんな梅雨入り直前(東京)の季節に、クリスマスの話をやるというね。なんか白けちゃいました。

いや、もちろん原作の流れもあるんだとは思いますけど、大勢の船頭がいながら「放送時期を考えれば、クリスマスってことはないですよね」って誰も言い出さなかったんでしょうか。こういう「作品を、より印象的に、より良いものに」という気概が感じられないから、このぐらいの評価に留まってしまったんだと思います。

内容も、相変わらずのっぺりとした進行。主人公とヒロインのラブコメにしては進展しないし、流れ星の民だというヒロインの出自を探るSFにしては設定が死んでるし、主人公の妹弟などを含めた日常アットホームものにしてはコメディ要素が薄いし、いったい今作のジャンルは何かな?

なんか、淡々と生活を見せているだけ。やれ後輩漫画家などを集めてクリスマスパーティーやります。淡々とチキンうめえとかやってます。山無しオチ無し笑い無し感動無し。

ひたすら眠くなる作品です。
ちょうど、これをサブスクで観る前に「君は放課後インソムニア」を観ただけに、ラブコメとして数段落ちる今作は視聴継続が困難だとわかりました。ここらで離脱します。お好きな方にはごめんなさいね。
{/netabare}

投稿 : 2023/05/30
閲覧 : 498
サンキュー:

4

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