アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
みんな大好き!?【フリーメイソン】アニメ
岡田斗司夫による【フリーメイソン】についての話は、正直ピントがずれていると個人的には
思うところ大いにありますが、宮崎駿氏にしても庵野氏にしてもどう考えても【フリーメイソン】
を知っているとしか思えないようなフシが作品に感じられる故にこのような話を
するわけであります。
かつてアニメファンだった時代には全く興味がなかった人気作品「このすば」の
シリーズものであるところの本作をアンチになり初めて視聴してみたところ
{netabare}そのファーストインプレッションはレビュータイトル通りそのまんまでありました。
魔法学園の入学者は「11」人でありますが、「11」とは【ゲート】を示す数字であります。
「数秘術」の秘密について熟知している陰謀機関と言えば【フリーメイソン】
であるわけですが、この秘密結社の真実をアニメ作品と連動する形で明確に説明することは
なかなかに骨が折れる作業と言わざるを得ないものがあります。
異世界転生ものを含むファンタジー系作品では、もはや定番になっている「魔法学園」
でありますが、その元ネタ、ルーツが何なのか端的に言えば、それは
【フリーメイソン】ということになります。
端的に言えば【フリーメイソン】なんですが、今の【フリーメイソン】の実態がどうなのか
と言えば、ただの社交クラブ化しており、魔法学園とはまるで違う状況になっているため
当方の言うてることは事実とちゃうということにもなり兼ねませんが
【フリーメイソン】の本質は社交クラブ化する以前の遥か昔に存在していた
【古代メイソン】にあるという話でございます。
【フリーメイソン】=【古代メイソン】をわかりやすく言うならば「黒魔術研究機関」
ということになりまして、故に魔法を習得する「魔法学園」と同じと言えるわけですが
この「魔法学園」を取り上げ世に知らしめた代表作品が「ハリーポッター」であります。
「世紀末オカルト学院」も「魔法学園」の変化形でありまして、【フリーメイソン】が
ある種のオカルト思想に傾倒しているため、そのような名前を考案したのだろう
ということになるのでしょう。
(かつての)【フリーメイソン】に入会すると様々なことが学べました。
占星術や数秘術、錬金術、建築学などなど。
「ジョジョの奇妙な冒険」でもおなじみの【タロットカード】を考案したのも「メイソン」
ヨーロッパの大聖堂を建築したのも「メイソン」、高度に専門的な知識を習得できる
「大学」の前身とも言える組織を作り上げたのも「メイソン」ということになるでしょう。
あらゆるルーツは【フリーメイソン】にあり、みんな大好き【フリーメイソン】
でありますので、「メイソン」のロッジにある「2本柱」は当然「魔法学園」にも
あるということになります。
「魔法学校」の教室後方には2体の【梟】の像が置かれていますが、これこそが
「11」の数字が示すところの「2本柱」であり、「ゲート」であります。
向かって左側の【フクロウ】は嘴を閉じていますが、右側は嘴を開き片足を上げています。
2体は「2柱の神」、【ボアズとヤキン】を表し、一対の関係性があるということになります。
魔法が当たり前のように出てくるファンタジー作品は必然的にメイソンに繋がるのは
運命みたいなものかもしれません。{/netabare}