Bハウス さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
俺ただぶん投げエンドかよw
有名な陰陽師だった男が朝廷の権力争いにより裏切られて死ぬ事に
死の瞬間に転生する呪いを用いて異世界へ
セイカ・ランプローズとして生まれ変わった
剣と魔法の世界であるこちらでは
魔力が求められておりセイカは持ち合わせていない
しかし前世の記憶と陰陽師としてのスキルを引き継いでおり
意図的にモンスターを召喚して呪術で倒し
魔法学校への進学を許してもらう事に
ランプローズ家の奴隷になっていた
エルフのイーファは精霊を見ることができたため
セイカは彼女も一緒に魔法学校に進学させる
入試試験ではセイカ4位、イーファ2位の中で
1位が平民での少女であることを知る
赤髪の少女アミュを見てセイカは驚いた
前世での姉や裏切られたかつての愛弟子に
容姿が似ていたからだ
セイカは実力を誇っていたため誅殺された前世を悔い
勇者候補であるアミュの補佐をすることを目標として
近づいていく
ウィキ見ないと補足できないくらい
アニメは淡々と時系列を出している
陰陽師の能力でアミュを殺そうとする
魔族を片っ端から片付けていく事で
アミュを補佐する役割を全うしようとするが
最終回で逆効果になっていると未来を予言できる
フィオナに言われるのがキモになる
しかしそれまでの話がハーレム作りと
圧倒的俺ツェーのなろうテンプレだけに
全話追っていた人は少ないかもな
見せ方が根本的に雑で
百鬼夜行のようなゾルムネム率いるパーティを
終盤はフォーカスされ過ぎていて
アミュの危険性ってフィオナのセリフまで
匂わせることすらできていない
セイカは淡々と話をするキャラクターであり
人情味あるというよりコマを冷徹に動かしているんだよな
イーファがハーレムに誘われた時も
彼女の気持ちがあるなら認めると言っちゃうし
偽りの勇者として武術大会に参加する
メイベルも途中から物語の役割がなくなり
モブ化していたし
最終回は帝国側が罪をでっち上げてアミュを拘束し
セイカは一人で助けに向かう
フィオナはセイカに取引すると持ちかけたのに
勇者の存在が戦争の火種になっており
いずれにしてもアミュは命を狙われると説明するのみ
セイカが断るとあっさりと受け入れて
他の国へと逃亡する馬車と路銀を用意していた
手紙で二人の動向を知ったイーファとメイベルは
直ぐに探しに出掛けて4人は無事再会できました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ちなみにラストカットでダイジェストになっておりますw
セイカの目的がふんわりして抽象的だし
周りのキャラもヒロインたちがどこに惹かれているのか
恐ろしい人物と畏怖する人間はどう怖がっているのか
そこを掘り下げていないから話に深みがない
ただでさえセリフ回しが単調で戦闘は数コマ
唯一の見所は陰陽師で召喚した獣の造形くらいか
低予算枠の突然解雇された暗黒兵士の方が
話としては数段上だと思う