カミタマン さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
そりゃそうでしょうw 納得!
2023/04/03 初投稿
2023/04/04 加筆
まずは,結論から
素晴らしい作品だと思います!
シリーズのここまでの集大成にふさわしい劇場版
大河ドラマ的な壮大なストーリー(になるはず)
綺麗な作画
音楽の演奏を中心に据えた唯一無二の域に達した演出
1期1話の中3の時の府大会のエピソードを久美子の原点として再確認するストーリー構成も見事でした。
ほぼほぼ最高評価なのですが・・・
苦手ポイントとしては
恐らく原作由来なのだと思うのですが,人間関係やキャラの思考が全く理解できない面やそこ描いても全然面白いと思わない事に時間が割かれている点がちょっと・・・^^;な感じです。
本作で言えばみっちゃんに関するエピソードは全く理解できませんでした
結局みっちゃんはみんなと仲良くしたかったの?
ならなぜ,練習は最低限しかしないの?みっちゃん呼びをかたくなに拒絶するのなぜ?はづきがベレー帽を直そうした時,手を払いのけて逃走したのはなぜ?
全く理解できないし説明も無く(見返してみたけどたぶん説明無いですよね?),みんなと仲良くしたかった的な展開には違和感しか有りません・・・^^;
後は奏に関するエピソードも正直好きでは無く(演出的には走って追いかける当たりとか泣かせに来ていますが・・・),早く話が進んでくれと思って見ていました^^;
ホント減点ポイントはこの二つくらいです。(1年生面倒臭過ぎ問題もあるか・・・)
あと強いて言うなら久美子達の2年生の話はこの劇場版1本に集約されている点が残念に感じるくらいです。できたら1クールくらいは見たかったです。「リズと青い鳥」も同じ年度を描いた作品ですが・・・ちょっと違う感じ?
さてメインストーリーのコンクールの結果についてなのですが
{netabare}
これはもう,納得の結果!と言うほかないと思います。
いかに滝先生効果があったとは言え
3年生は1年生の時に熱心な部員が半分抜けたこう言っちゃ失礼ですが残りです・・・
人数も1年生の時の(あるいは中学の時もかも)練習量も不足していますさすがに結果は妥当かなと,納得しか有りませんでした。
やはり「全国金賞」(なんか,お菓子の売り文句みたい^^;)を達成するのは黄前部長の代からという流れでしょう。たぶんその際,立華の友達は恐らくライバルになる伏線かと予想しています。
北宇治高校全国金賞までの3年間の大河ドラマのラスト1年間の物語,楽しみにしています(^-^)/{/netabare}
一方で,本作においてあのリボンちゃん(優子)がしっかりと部長としての役割を果たしていたのが印象的でした。1期の姿からは想像が付かないくらいの成長でした。やはり立場が人を作るんですね(^0^)b
どうでもいい独り言
塚本と「いい感じ」でいい感じでした。が{netabare}自分的には距離を置いたところが理解できませんでした。すくなくとも,つきあっていて部活の目標実現のための支障に感じるようなエピソードが欲しかったように感じました。おかげで,「ホントは男にあんまり興味なくて麗奈の方がいいんじゃ無いの?」なんてしょうも無いこと考えたりしてしまったf^^;{/netabare}
もう一点
サンライズフェスティバル
1年生の時の衣装は鮮やかなガンダムカラー!!やっぱりサンライズフェスティバルだからかなぁ?なんて思っていたのですがw
2年生では「オレンジの悪魔」風衣装に・・・ちょっと違うっていうか,それは立華が着るべきじゃ無いの?って思っちゃいました。
関西大会を訪れた去年の卒業生達が
自分たちを知らない1年生もいる中,軽く励ましの声をかけて客席に向かう距離感,すごく適切で分かっているなーと感じました。
そういえば,スマホ動画風縦長画面の演出に関してなのですが。縦長画面の方が主観的印象が増して,横長画面の方は全体を客観的に捉えやすい傾向があるという話は聞いたことはあります。確かにラストシーンは(たぶん)奏の視点という印象が強く感じられて意図通りの効果を得られていたと思います。しかし一方で,全体の流れをわざわざ変えて縦長画面を差し込む違和感を上回る効果があったかと考えるとちょっと微妙な気がしました。