やまげん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ジャズとアニメーションの幸せな融合
原作は読んでいない。
それどころか、この作品の存在と、劇場アニメが公開されていること自体、1週間ほど前にあにこれで知った。
ジャズをテーマにしたアニメ作品って珍しいなと思って軽い気持ちで見に行ったら、音楽と映像に圧倒された。
{netabare}大がいうように、音に感情がのっていることが感じられる素晴らしい演奏だった。映画館で見て良かった。
演奏シーンの映像も、単純にリアルな演奏シーンを描くだけでなく、曲とリンクしたアート的な表現もあって、けっこう長い演奏時間だったけど見ていて飽きなかった。
曲もオリジナル曲が多くて、またほんとにいい曲揃いだった
ただ、演奏シーンのキャラの3DCGは良くなかった。特に、玉田のシーンは、ほんとに酷い部分があった
あと、最後のライブでTAKE TWOの女性マスターの顔アップのカットを3回も使いまわしたのは良くなかったと思う。劇場作品での使いまわしは印象が悪い
声優は、本職の声優ではなかったようだが、そこまで違和感はなかったと思う。ただ、上手かと言われると、上手ではないかもしれない
ところで、映画を見ているときからずっと、TAKE TWOってどういう意味なんだろうと気になっていた。ジャズ曲のTAKE FIVEを意識しているのかなとは思ったのだが。
映画を見終わって、ネットで調べてみたら、take two=(野球で)ダブルプレーにする、という意味らしい。ど、どういうこと…?{/netabare}