なっぱ𖧷𓈒𓂂 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
キノコ探し設定×バトルの真剣さのギャップが面白い
原作未読。予備知識なしでの鑑賞。
この作品のいい所をまず1つあげるとすると、
おじ様2人(ジャビ&黒革)がいい役するんですよ。
そして全体的に登場キャラに頭悪い子がいないから
余計な事はしないし逆にしてほしい事はしてくれます。
{netabare}例えばバトルなら、
攻撃前の掛け声をあげずに無言で撃ち始めるとか、
なんでその話みんなにしないのってなるところを
この作品では普通に話してくれるし、{/netabare}
こういうところが観ていてノンストレス。
そして何よりギャグがちゃちくない!
ギャグというかなんというか、
笑いどころの作りが勢いやテンションではなく
言い回しによるものがほとんどなので伝わる人だけ
クスッとする秀逸なコメディとなってますね。
世界観的にもキャラ的にも感情移入は
あまり出来ないと思います。
この作品は感情移入で楽しむというよりも
俯瞰して楽しむと面白いんじゃないでしょうか。
だってどんなにカッコイイこと言っても、
どんなにカッコイイことしても、
全てはキノコの為なんですよwww
キノコの為なのに見せ方が上手いから
ついその設定を忘れちゃう。
主人公のビスコなんて
{netabare}あまりにも強いから序盤それで生きてるんか!
って思うシーンがあったから、
終盤でミロを置いてきてビスコ1人で黒革と戦う時も
腕取れたけどなんか今までの流れ的に
強いし主人公やし「死なないんでしょ?」と思わせて
「やっぱりさすがに死ぬかも!」という危険な状況に
ミロの矢の攻撃と登場により「良かった死なない!」
と思った直後に黒革の首に噛み付いてマグマダイブで
「えー!死ぬのー!?」といった裏切られまくる展開w{/netabare}
いい意味で裏切られすぎて疲れました。
{netabare}最後ミロがビスコのこと好きになりすぎてて
過去にした姉のパウーと付き合ったら発言を
自ら防ぎにいってる気がしてならなかったけどw{/netabare}
でもそんな細かい事が気にならないくらい楽しかった。
原作を知らないので他がどうかは分かりませんが、
この1クールだけで判断すると
展開もスピードも程よくてストーリーも
とても綺麗にハマってて最終話もしっくりきました。
強いて言うなら個人的に花江夏樹さんが
ミロの声にあまりイメージ合わなかったかな〜と。
〜キャラ&声優さんメモ〜
{netabare}
◇赤星ビスコ(cv. 鈴木崚汰)
赤髪の主人公。
◇猫柳ミロ(cv. 花江夏樹)
別名"パンダ先生"。お医者さん。ビスコの相棒。
◇ジャビ(cv.斎藤志郎)
ビスコの師匠。生命力がなんかめっちゃ凄い。
カッコイイおじいちゃん。
◇黒革(cv.津田健次郎)
ボス敵。とにかく寝たい人。カッコイイおじさん。
◇猫柳パウー(cv.近藤玲奈)
錆びてる。めっっっちゃ強いミロの姉。
◇ 大茶釜チロル(cv.富田美憂)
ピンク髪で三つ編みだらけの女の子。ヒロイン(?)
ちゃんとしてる。体内からイモムシ出てきた子。{/netabare}