テナ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
人間は罪深く愚かだ……だが、君が考えてる程詰まらない存在じゃーないッ!
来ました!人気作品の4シーズン!
カッコイイアニメと言えば1番最初に思いつくのがこの作品!
武装探偵社、ポートマフィア、ギルド、と言う三大勢力の内の主人公アツシも所属する武装探偵社の結成の原点が明かされます。
武装探偵社は乱歩の為に結成された組織。
この事実だけは早い段階で明かされていましたが結成の理由が遂に明かされます。
武装探偵社のボスの福沢諭吉と武装探偵社で1番認められている江戸川乱歩の出会い。
乱歩が以前、ボスの福沢諭吉の命が危険に晒された時にパニクった理由、福沢諭吉を大切に思う気持ちを今回で知ることが出来ました。
そして、このエピソードで乱歩は異能力者ではないのに自分は能力者で「超推理」と言う能力を信じきっている理由が明かされます。
多分、本当は乱歩は自分が異能力ではない事に気づいてるのかな?って思いましたが、そうでしたね。
それでも能力者と言い張るのは、異能力者だと言ってくれた福沢諭吉の言葉が嬉しかったから、能力者である事を信じる事は福沢諭吉を信じる事と同義なのだと思います。
そうして、福沢が乱歩のピンチ駆けつけた時に乱歩は自分の命を張っていました。
「超推理」で福沢が助けにくる事を知っていたから銃弾なんて怖くない……
そもそも犯人が撃たないのを超推理で知ってたから……
でも、福沢諭吉はそんな彼の頬を叩きます。
「超推理」そんな不確かなものに命を預けて自分の力を信じた乱歩に、福沢が異能力だと言ってしまったばかりに勘違いした乱歩が……
1歩間違えれば助けが遅れたかもしれない。
銃弾が撃たれ弾が貫通したかもしれない。
自分の命を危険に晒すな!と。
多分、その一撃で全てを知ったんだと思います。
自分がどれだけ危険な事をしたか、福沢の怒りと優しさの理由、そして超推理の正体。
だから、涙した色々な気持ちが彼の心を飲み込んだのだと……「ごめんなさい、ごめんなさい」と……
そして、それでも福沢諭吉は乱歩の力を否定しないでいてくれた。
「超推理」は「異能力」なのだと……
それが、彼が頑なに「異能力者」を名乗る理由なのだと私は思いました。
実際に乱歩が「超推理」をどう考えてるかは解りませんが、きっと。
乱歩が武装探偵社で一目置かれているのは「無能力者」であるからです。
無能力者で異能力者並の力を持っていからこそ異能力者より凄いと感じるし、その力を正しい事に使えるからこそ武装探偵社の仲間は乱歩を尊敬してるのだと。
さて、この過去編で私が個人的に衝撃を受けたのは「オダサク」の登場。
太宰の友であり元ポートマフィアの「織田作之助」
太宰が「オダサクには勝てない」と芥川龍之介にいい放ち、芥川も手に負えなかった男。
自分の命を引き換えに太宰にマフィアから足を洗わせた男
そんな過去のオダサクが探偵社のボスの福沢諭吉と同等に戦うのは本当に強いなぁ〜と思いましたね。
これは太宰が認めるし芥川では勝てないなぁ〜と感じました。
ただ、この頃の彼は暗殺者ですが何だかんだと優しさが滲み出るシーンが多く、未来では誰かの為にって頑張ってたけど、この頃から良い奴だったんだなぁ〜と思いました。
そして、幼いww若いww
この頃からこの強さは本当に強い
そしてここで繋がる魔人フョードル、、、「V」……いゃ、「ファイブ」
物語は現代へ!!
乱歩VS隠滅屋 小栗虫太郎
異能力「完全犯罪」VS自称異能力「超推理」
乱歩は凄いなぁ〜
乱歩の才能が異能力を超えた証明でもあると思うんですよね。
なんだろ……切ない真相でしたね……
新たな敵……フェードル側の千人の午睡……ニコライ
そして、虫太郎からの伝言「探偵社に大きな仕事が舞い込むから受けるな」と……
そして、連続殺人事件が舞い込む。
その依頼に反対する乱歩と事件を解決すると言う福沢は対立するも、それぞれが動き出す。
この辺りは流石は探偵社……
何だかんだありながらも優秀……
しかし、淳は足止めされてしまい。
太宰さんはマフィア時代の件で逮捕。
乱歩さんは情報を得るも長官殺人疑惑で手配されて、国木田、与謝野先生、宮沢、鏡花、谷崎、はテロ?の犯人にさせられて探偵社は完全に落とされてしまい殺人者組織にすり替えられてしまう……
これは……凄い擦り付け……
ここまで来ると何でもありですね……
これは強引すぎる擦り付け……現実改変……
武装探偵社も簡単にやられる訳ではないけど……
途中で乱歩との連絡は途絶えるし……
これはピンチすぎる……
しかも、異能を超える何かの力が敵に側に居る可能性があるらしく……
与謝野先生の異能は見事でしたね。
瀕死までは無傷になる……探偵社の切り札
この作品にも「ヘブンキャンセラー」がいましたねw
↑別作品のネタ
更に探偵社の為に軍系最強の特殊部隊の猟犬が敵に廻る。
午睡に狂犬か……
あっ、太宰さんを捕まえた人発見!
「5人目は、ある組織に潜入中」これが何か鍵なるのかな?
窮地に立たされて心が折れ始めた国木田達に話した賢治の話は素敵ですね。
結局さ、全てを失ったら1からまた積み上げるしかないんですよね……
それは大変だし気持ちも追いつかないし心は折れるし……泣きたくもなるけど、1から積み上げるしかないのも確かなんですよね。
切り替えるしかない、それが最悪を覆す唯一の手段かもしれません。
そして、国木田が逃げる中で戦闘になっても民間人を巻き込まないルートを選ぶのもすごいなぁ〜って
自分達がピンチなのに無関係な人を巻き込みたくないって考え方が単純に凄い。
私なら、何とか逃げて誤解を解かなきゃって自分の事で精一杯になると思うんです。
多分、そこまで考えられないと思うけど、国木田や探偵社は、そうした事が考えられる優しくも思いやりがある強い組織なんだと感じました。
後、仲間は絶対見捨てないってのもいいよね。
ピンチだからって仲間を見捨てていい理由にはならないし、多分誰だって大切な仲間の為なら助けに戻ったりもするよね?
探偵社はいい組織ですね……
入社するなら絶対に探偵社がいいですねww
探偵社のピンチに駆けつけたのは!
中原中也!中也!
重力操作だ!元太宰さんのパートナー!
異能めちゃ強いよねww
探偵社の福沢の一手は「ポートマフィア」との取引。
待って!社員1人のマフィアへの移籍?
社長〜酷いよ〜(´;ω;`)
ただ、ここでのポートマフィア登場は熱いですね。
それでも、そう簡単には逃がしてくれない狂犬……
国木田が足止めしてはくれたけど……生死不明は心配です。
で、探偵者の切り札はまだ居ます。
いつも土壇場で必ず何かを覆してきた男。
太宰治……彼は捕まった……でも、それには狙いがありました。
やっぱりこの人はすごいですね。
何が凄いって軍系最強の猟犬に何も悟られずに囚われた事で探偵社の反撃の為に自ら捕まりフェードルと同じ度台に立ち、太宰もフェードルと同じ牢獄からの外部と連絡が取れる手段を手にしている、更にはフェードルの暗殺を見抜き阻止する。
捕まると言う行為1つで、これだけの手を打てるってのがなんとも……
元マフィアだけど今だにマフィアが欲するだけの人材だけはありますね。
アイズオブゴッドを使用する為にギルドのリーダーのフランシスに淳は取り引きを持ち出す。
しかし、フランシスの取り引きは最低でした……
治癒事態は悪くないけど……
お互いを救い合おうとしていた2人を争わせようとしていたのですが……
残酷ですよね……
けど、やっぱり傷ついた人はそのままにして置けないしあんなの見せられたら……
探偵社からマフィアへの移籍……与謝野さんがマフィアの欲しい人物だけど……
与謝野さんはマフィアとは因縁があって、福沢社長は与謝野さんは渡さないと言ったけど、マフィアのボスは嘘で与謝野さんを渡す事を了承したと言う……
酷いね……多分与謝野さんがそれを信じて彼女の心を折って自らマフィアへ移籍させようしてるんだろね……
こんなの取り引きになってないけど……
与謝野さんが社長を信じ切れるのかが気になりましたね。
与謝野さんの過去は…………
彼女の前で瀕死は無傷と変わらない。
彼女はまぁなんだろ……口は悪いけど優しい女の子です。
だからこそ傷ついた兵士を助ける為に能力で治療をしていたのですが……
瀕死→治療→戦場に出る→瀕死。
そのループ……
与謝野さんはそれに気づいて治療をしたくないと訴える。
命を助けるために戦場にきたのに、何度も死なせる為に戦場へ送り出すようなものです。
彼女は悪くはないのに……
兵士には彼女の命を狙ったり自殺する者もいました。
死ねば治療されないから……
瀕死は無敵ではない……
例えば、身体を貫いた銃弾の痛み、地雷を踏んで吹っ飛んだ身体が受ける痛み、爆発物を投下され吹っ飛ばされ焼かれる痛み。
例えば、私はある時まで学校で受ける注射や病院で受ける採血検査も嫌いではありませんでした。
しかし、ある時、私の弟が重病になりドナーが必要だと言われましたがドナーは不足している為に順番待ち、しかし簡単に優先し手に入れる方法があります。
提供者が病気の人に直接提供する。
しかしドナーには適正があり簡単には見つからない……同じ両親から産まれた場合のドナーの一致率は4分の1……それが私でした。
私は提供する数日間を病院で過ごす時に体調を管理する為に毎朝6時半の血液検査、昼からはドナー提供をする為に血を抜く為にボールペンの芯より少し細い?くらいの針を血管に刺すのですが、私は血管が細いらしく毎日何度も何度も失敗されて抜き差しの繰り返しで痛かったです。
後半はもぅ注射嫌でした……
それ以降は身体が拒絶反応を起こすようになり今では病院で受ける血液検査も注射が刺さる瞬間に腕がビクってなってしまうよになりました。
それまでは何ともなかったのですけどww
そんな小さな痛みですら数日間受けただけで拒絶反応がでます。
それを戦場で残酷に繰り返した場合はどうなるか……
与謝野さんを殺そうとした兵士、自殺した兵士、そんな兵士が沢山出るでしょう。
痛みは受けた場所を始め、目が光景を覚え、耳が音を覚えます。
そして、脳が完治しても痛みを覚え続けます。
そんな環境もあり自分がしている残酷差を身に染みて知ってしまった彼女は心が壊れてしまう……
乱歩さんの言葉は素敵でしたね。
探偵社へのスカウトは能力ご目的地ではなく与謝野さんが、能力がなくても彼らは優しいからって理由で彼女をスカウトしてくれた。
探偵社は優しい人の集まる会社の理由が改めて解った気がします。
乱歩さんは探偵社の社員全員がリスペクトしていると太宰さんが話してました。
その理由は、彼が能力者ではないのに能力以上の物を持っているから、って話してましたが、それだけではなく優しいから。
優しさの定義は難しい。
けど、優しさとは心に寄り添える人や心を救える人の事を言うのかもしれない。
彼女を救おうとした、福澤さんと乱歩さん。
人の生命を守りたかった与謝野さん。
猟犬……強い……
マフィアも頼もしいけど……
護衛のマフィアさん達が( ᵕ̩̩ ᵕ )
しかも、マフィアの中に猟犬のメンバーが!
潜入捜査中って聞いてたから探偵社がマフィアに居るんだろうなぁ〜とは予想はしてたけど……マフィア……
不意打ちで、おじいちゃぁぁぁぁぁあん!!
マフィアに犠牲者が( ᵕ̩̩ ᵕ )
しかも、猟犬は貴方ですか!!
立原さん、昔から居ましたよね?
私はマフィアの下働きの人かと思っていました。
マフィアって芥川や中也とか強さが目立つからあまり他のキャラって目立たないけど、下働きに見えて意外と正体に驚かされるますよね。
ギンも確か芥川の妹だっけ?
まだ、マフィアには実は凄い人とかいるのかな?
監禁された小栗と敦と鏡花ちゃんの脱出は楽しいww
これまでピリピリしてたから、こうしたギャグをたまに仕込む辺りは箸休めになりますね。
鏡花ちゃんのツボの話しや、お金を頭に乗せて歩く敦などw
そして、坂口安吾が参戦!
最初は探偵社の敵として参戦するも実は頼もしい味方だった!
流石は太宰さんの友達ですね。
しかも、ルーシーも協力してくれる。
ルーシーは調査本部に怒鳴り込んできたらしい
けど、こう言う人がいるのは嬉しいよね。
1人でも無実を訴えてくれるは励みになりますよね。
そしてルーシーは本当に優しいね。
自分のことより恩人である探偵社を敦を救うために協力を名乗り出たのですね。
めちゃ良い子だね。
さて、
天人五衰の1歩手前の目的 は「国家消滅」
探偵社復権の鍵は「ページの奪還」
やる事は見えて来ましたね。
物語は天空カジノへ
実はこのカジノは五衰の1人のシグマが経営するカジノで、そのカジノは硬貨の中の爆弾を仕込んで世界各地に爆弾硬貨をばら撒きテロを起こすのが目的のカジノでした。
そこへ調査に来た猟犬に協力して探偵社は無実を証明するのが軍師太宰の一手。
後、猟犬の身体能力強化の秘密も明かされましたね。
なるほど、そう考えるとあの身体能力や力にも納得がいきますね。
デメリットがやばすぎるww
けど、これは太宰の異能力の人間失格も効かない身体能力なんだ……強い……
ルーシーが大活躍!
流石ですね〜
彼女の異能力は地味だけど強いよねww
太宰さんでも一杯喰わされるレベルでフョードルは手強い……
しかし、多分太宰VSフョードルははじまったばかり。
次回は?え?
これ最終回?
いゃ、確かに面白かったけど……
最終回にしては終わり方が半端すぎるww
探偵社の無実の証明は?
これ早く続編してww
この先はどうなんだろ?
突破口は立原さんかな……?
マフィアとして政府として動いてくれる?
不意をつける人は、芥川かな?
今回はOP以外は一切出番なし……
探偵社を1番助けない人物の様な気もするけど、マフィアが探偵社側に協力する点と探偵社には太宰さんが居る点を考えると芥川が行動を起こさない訳はない。
そうなると、既に別件で動いてるのかな?
それとも、国木田さんを助けてたりとか?
ページはどこにあるんだろ?
探偵社はヒントを見失った……
しかもフョードルの優勢のままだし。
さて、最後に私が文豪ストレイドッグスをカッコイイ理由を説明して終わります。
キャラがカッコイイとかセリフがカッコイイは勿論として、演出がとにかくカッコイイ!
単純にOPが全シーズンカッコイイんです!
映像は勿論リズムに歌詞もカッコイイのですが、このOPが戦闘シーンで流れたらアクションシーンに凄くあっているんです。
EDも同じで歌詞は凄く深いのですが、文豪ストレイドッグスのラストにムービーにセリフとEDがつくと凄く合うんです。
希望が見えるような。
強くあれそうなそんな演出。
これはアニメだからこそ魅せる演出だと私は思っていて、こうした演出を見ると制作側の作品愛を凄く感じるんです。
ホントに演出が上手い作品です