マージマジマジーロ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
“ラブソング”の定義を変えてくれた作品
【物語】
ラブライブ!の二期。一期と比較して評価したいと思う。まず総合的に見て、一期の流れを丁寧に汲み取り、話が作られていたと思う。
内容的には一期で不足していたキャラの深堀りがされていてよかった。何より9話と11話の感動的な展開には思わず涙腺が緩む。前者に関してはライブまでの持っていき方が壮大。同じ雪でも大雪とSnow halationとの対比(ギャップ)がよりライブを印象付ける。そして本作を通して『ラブソング』の定義が変わった。本来、好きな“人”に伝えたい気持ち、を歌うものだと思っていたが、視聴後は“好き”を伝えるものだと改心した。人に限らず、各々が好きな何かを歌詞に込める。個性の塊であるu`sの9人だからこそメッセージ性(説得力)があった。
次にライブに関して。舞台が大きいこともあり、ステージはそれなりに広々としている。それから衣装は一期よりかなり可愛く仕上がっていたと思う。
【作画】
一期と変わらないレベル。ライブシーンでは3DCGも駆使して綺麗に描いている。
【声優】
際立ってこの人が凄い、というのは無い。
しかし誰が悪いなどもないので、皆そつなくこなしていた。
【音楽】
OP(それは僕たちの奇跡/u`s)
ED(どんなときもずっと/u`s)
シンプルにSnow Halationだけで満点あげられる。
【キャラ】
一期で物足りなかった凛と希にフォーカスを当てて深堀していたのは高評価。
一番は本作において嫌いなキャラが一人もいない。反発したりもするが、和解したり普段の日常などは見ていて気分がいい。