Bハウス さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
令和のらんまになりうるかも
監督は「ゴールデンカムイ」を制作していた難波日登志氏
脚本は「はめフラ」でお馴染み清水恵氏
小学生からの幼馴染である相沢智と久保田淳一郎
転校でやってきた淳一郎が智にゲーム機を貸した事がきっかけで
友達として付き合っていた
高校に進学した智は「ジュンの事が好きだ」と告白する
唐突な展開だったので友達としての好きと思い込む淳一郎
ショックを受けた智はどうしたら思いが伝わるか
同じ幼馴染の群堂みすずに相談する
もともと空手道場の娘だった智は
子供のころから男の子のような振る舞いをしており
淳一郎も中学の制服を見るまでは女の子として認識していなかった
みすずは智に女の子として見られるように
様々なアドバイスをしていく
途中からイギリス人のキャロルが加わり
淳一郎に意識してもらうための方法を考え
メイクやウイッグを付けたりして女の子らしさを
研究していく
ところが元々性格がさばさばしており
歯に着せぬ態度が女子のハートを射抜くほど
また負けず嫌いの一面もあって
マラソン大会では淳一郎と競り合って
男子の折り返しまで突っ走る
淳一郎は智の素振りに時折意識する事はあっても
子供の頃のようなはしゃぎぶりをした方が気が休まっていた
なかなか進展しないのを見て
みすずは二人をくっつけようとしているんじゃなくて
友達の距離のままにしたかったのではないかと思う
そこで智に素直になるように言った
文化祭の後夜祭で踊る事になった二人
淳一郎は智がこれまで見せた行為で好意を持たれていると感じ
告白めいたセリフを言う
今度は智が付き離してしばらく遠ざける事に
淳一郎はみすずに相談をした
淳一郎は小学生時代から智に憧れを抱いており
体力的にも空手で勝っているのに追いかけて
それが恋愛の障害になっていた
今度は異性としてどう思うかとアドバイスをもらい
智と向き合い最終回で告白する流れ
「らんま2/1」のらんまとあかねの様だなと
このレビューを書くときに思ったのでタイトルにした
今時珍しい無骨なカップルと言うのは斬新で
みすずはいつも死んだような眼をしながら相談に乗る感じが
個人的にはツボ
キャロルと智の部活の先輩御崎先輩の話も
間に挟まってくる
心を隠すために笑顔を浮かべていると言う設定と
普段は優男なのにキャロルに危害を加えた不良を
智たちが引くほどボコボコにする御崎先輩
それまでは智と淳一郎と似た構図だったが
この出来事を機に進展し恋仲になり
智と淳一朗の関係も変化が起きると言うのは
上手いつくりだなと
OPにマハラ―ジャン持ってきたのは驚いた
くらえテレパシーはこの作品にピンズドで
作品評価としても加点材料
りえり~前期のロマンティックキラーといい
悪役令嬢がラスボス飼ってみましたといい
強いキャラクターに磨きかかってきたな
次回作はめぐみんだけどもw