テナ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
人間なんて!信用できるか!
人の数、物語があるように、この作品のキャラたちにも過去があります。
その中で、裏切られ、騙され、傷つけられ、陥れられ、人間不信と言うトラウマを背負わされた4人の冒険者達が世界を救うまでのお話ですね。
今期の個人的にファンタジー作品の上位のウチの1つですね。
主人公のニックは……
突然、ギルドから追放されるもドルオタに目覚めて資金集めの為にギルドで仲間を集めて仕事をしようとするけど……
魔術師ティアーナ
魔術学院でも優等生の彼女
彼女は陥れらて、更には
アレックスと言う許嫁に捨てられてしまう……
きっと、彼女の成績を妬んだ人達がいるのも事も事実で、彼女自身も変にプライドも高いから、変に敵を作ったのかもしれない。
後にギャンブルにハマる
元神官ゼム
彼は信頼ある神官で少女(子供)に好意を持たれる。
しかし、彼女の気持ちに答えられないと優しく断ったら……少女はゼムに性的暴力を受けたと言われ罪人として裁かれる。
後に、女遊びにハマる
龍神族カラン
彼女は信頼していた仲間に裏切られる。
彼らは言葉だけでカランを信用なんてしてなかった。
戦いの中でカランを利用して犠牲にして荷物も報酬も手柄も全てを奪い消息をたった。
裏切り者を探す中でカランは食べ歩きにハマる。
そして、ニックは彼らとパーティを組もうと持ちかける。
誰も信じられないけど、このままではダメだと思ったメンバーで結成されたサバイバーズ!
この作品を見て「人間なんて信用できるか!」そう言うメンバーが仲間になれるのだろうか?
簡単に仲間を、人を、信用出来るのか?と考えてみました。
勿論、彼らも信用したい気持ちはあるものの……
やはりメンバー間でちょっと何かあると空気が妖しくなる。
ティアーナが敵を攻撃したつもりが仲間のカランを危機に陥れかけたり、お互いが信用出来ないから下手に情報を伏せたり自分の能力を言わなかったり、他は信用出来ないからと自分ですべてを終わらせようとしたり……
それでもニックは自分の全てを明かす。
自分の長所に短小……つまり自己紹介。
確かに人間不信になると騙されるかもしれない、裏切られるかもしれない。
そうした怖さは必ず持っているから手の内を明かすってのは勇気が必要だったりする。
だから、中々言い出せない……それは当然なんです。
誰だって傷つけられるのは嫌なものです。
1度経験してるなら尚更。
けど、それじゃダメな事は人間不信になった彼が一番理解している。
だから、ニックは踏み出した。
信用する為に信用される為に。
信用してもらう近道は知って貰うこと。
信用する近道は相手を知る事です。
手の内を明かさない人に手の内を明かそうとはしません。
だから、ニックのように自分の事を話すのは凄くいい手段ですよね。
で、ここから早い段階で戦いの中でお互いを助け合ったり連携が生まれてきたりします。
少し早くない?とも正直思いました。
でも……
人間不信になったら裏切られるのが怖くなって先に裏切ろうとしたりする人も居ると思うのですよ。
二度と傷つきたくないから……信用すらしようとは思わない。
けど、彼らは知っている。
裏切られた時の悲しさ、苦しみ、痛みを知っているからこそ、そんな思いをさせたくない、そんな思いをさせる様な人間側にはなりたくない!
そう考えた結果がお互いを知る事で早い段階で絆を強くする結果になったのではないでしょうか?
お互いに心に疵があるからこそお互いを信用したいと思える……そんな簡単な事ではないけど、それでもその方が救いがある気がするんですよね。
だから、このパーティを見た時に素敵なパーティだなぁ〜と感じました。
新たな仲間、絆の剣
武器もまた……人間不信?気味でした。
サバイバーズは依頼だから売ろうとするけど売られたくない剣とのやり取りは面白かったですねw
そして、武器が擬人化。
し量産型の剣を渡す事で依頼を達成して絆が仲間になります。
そうして、手に入れた力は「ユニオン」
まっ、一体化?
簡単に言えば「リリカルなのはA's」のリーフォースと八神家のユニゾンみたいなイメージかな?と思います。
これは普通に強いですねww
彼らの新しい力となりますね。
そして、ニックと詐欺師の元カノの所属する鉄虎隊と決着をつける事になる。
「算数ベアナックル」ニックVSレオンの戦いですね。
これは仲間の連携が見せ場でした。
格闘技はニック、算数はカラン、敵の不正を見抜く為の分析と探知がゼムとティアーナ。
カランは計算が苦手で、そのせいでボーナスタイムでカランが間違えた分をニックが無防備に殴られるて、責任を感じるカランにニックがフォローするのはよかったですね……
殴られる方が状況的には辛いけどそれをサポート出来るのはやっぱり仲間想いだからかな?
余裕なんてないと思うんだ。
でも、そんな中だからこそ、仲間を気にかけたり優しく出来る人ってのはやっぱり信用出来ると思うんだ。
鉄虎隊の「最初から悪人だったわけじゃない」って話しだけどさ。
当たり前だよね。
何故間違えた?裏切られた?苦しんだ?憎しみ?被害者?……そんなのは人を騙したり、傷つけたり、奪ったりしていい理由になんてなる訳がない。
辛いのは解るけど、自分の苦しみを他人に押し付けようとしていい理由にはならい。
絶対にしちゃいけない事だ、理由なんて言い訳にもならない。
けどさ、レオンの場合は武器の力に囚われた時に、自分がしてる事を後悔してたし、自分を制御出来ない時に止めて欲しいと願えた、他人を騙した金で飲んだお酒では酔えない。
そう感じれる良心があるなら多分やり直せるよ。
間違えは無くならない。
被害者の気持ちは癒えない。
やり直す事は出来ない。
だから、目を背けず背負っていかなきゃいけないんだ!
でも、ティアーナが言うように修正は出来る。これから変えていけばいいだけの事だと思う。
それでも、悪人だと思われ続ける、それが自分のしてきた事の代償なのだから受け入れていくしかない。
でも、そんな中でも、きっと解ってくれる人も現れると思う。
今の自分を見てくれる人達が……
レオンの場合は多分、ニックがいつか解ってくれそうな気がしました。
人拐いのステピングマンを彼らは追うことになります。
しかし、人拐いステピングマンは都市伝説のステッピングマンとは違いステッピングマンを名乗る犯人を捕まえるのですが……
この都市伝説のステッピングマンは夜な夜な屋根の上を移動するオリビアかな?
しかし、人拐いステピングマンはかなり強くので彼らは修行を始めるのですが…………修行短っ!早っ!
軽身を習得!
身軽ですねww
こんな風になるんですねw動きが柔らかくて自由自在の動きww
で、真犯人を見てけだすけど……次回始まったら既に追い詰められてるシーンから始まりましたね(*꒪꒫꒪)
原作もこんなものなのか?アニメでもこんなものなのかは解りませんが……
そして、思念外装の鎧みたいな人が出ましたね。
白仮面、、、
かなり強いですね。
この鎧…………
ユニオンして同等くらいかな。
完全には勝ちきれない感じ。
空中移動は多分……ニックの修行の成果かな?
で、この白仮面の所属する組織と戦うのが当面の展開になってくのかな?
そして、オリビアの正体が発覚。
ラストは一区切りって感じかな?
各キャラの考えかたを知る事出来るかなエピソードであり次の目標を伝えるエピソードでした。
1クールか……短いですね。
また、ここから面白くなるような気もしているのですが……
ただ、戦闘はなんだろ?
動きは全体的に少ないかな?
戦闘時間も短い気がするし戦術もワンパターンかな。
作品事態も面白いし、今期はファンタジー作品がかなり多く感じるけど中でもファンタジー作品だとこの作品が1番面白いですが、戦闘はもっとしっかりして欲しかったかな。
後、前半は人間不信感あったけど、後半は仲間を信じ始められてたかな?
タイトルを元人間不信とか人間不信だったとか過去形にしても良かった気がする。
後半は人間不信感は少なめww
ギルドの人達ともなんだかんだで分かり合えてる気がするしww
けど、面白いから是非続編を見てみたいですね。
まだまだこれからなので話が進んで面白くなるのを期待したいですが、続編あるかな?
是非みたい。