U さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – 自然とは家族
トニー・ヴァレントのフランスの漫画(原題:Radiant)
2013年より単行本が発売、2015年に邦訳版が刊行
制作: Lerche
怪物ネメシスの巣ラディアンを目指す魔法使いセトの冒険ファンタジー
<メモ>
2019年秋アニメ(2クール)
第1シリーズは迫害や差別がテーマだったと思いますが
第2シリーズは自然破壊がテーマなんですかね
原作は続いているのでセトの出生/ネメシス/ラディアン/グリムetc
謎が解けるのはまだまだ先のようです
平和を取り戻したような終わり方でしたが、
セトを助けるためスペクトルを出したせいでピヨドンに見つかったディアバルのその後が心配。
あれほど怖がっていた異端審問官に引き渡され拷問にあってないといいけど。
もう1人の兄弟らしいトリトンは次回から登場するのかな。
ミルの教えの様に破壊ではなく創造のために魔法が使える日が来ます様に。
<主要登場人物>
・セト:花守ゆみり 魔法使い見習いの少年 出生はなぞ
・メリ:悠木碧 防御魔法を得意とする魔法使い
呪いにより強いストレスを受けると乱暴な性格(攻撃魔法)に代わる
・ドク:大畑伸太郎 小太りな魔法使いの男性 ネメシス研究者
呪いにより赤ん坊の姿に変貌するが魔法の薬で子供の姿まで成長
・アルマ:朴璐美 セトの育ての親 右腕が欠損 10年前以前の記憶がない
・グリム:子安武人 全身を包帯で覆った神出鬼没な魔法使い
・ドラグノフ:遊佐浩二 異端審問官隊長
・オコホ:渕上舞 魔法騎士志願者 相棒はドラゴンのドラクーン
呪いは首の痣を触られると自我を失い指示に従う
・ミル:島田敏 妖精 (人間と妖精のハーフ)
{netabare} 実は伝説のマーリン {/netabare}
・ジル:井上喜久子 妖精 ミルの妻
・クイーン・ブーディカ:ゆかな
・ディアバル:小野賢章 セトの兄弟? ピオドンから逃げている
<ストーリー>
人々は災いをもたらす怪物ネメシスを怖れている。
このネメシスと戦えるのは魔法使いだけなのだが、その魔法使いは感染者として迫害されていた。
工場都市ランブル・タウンを魔法使いハーメリーヌと異端者審問官から守り育ての親アルマの元へ戻ったセトは
ヤガの助言を受けラディアン(ネメシスの巣)を探しているという魔法使い騎士団の居城カスラーン・マーリンがあるシファンディール大陸を目指す。
一方、異端審問官隊長のドラグノフはランブル・タウンの一件で処刑も覚悟していたが、“奇跡の人”に選ばれセトを追ってシファンディール大陸へ。
カスラーン・マーリンに着いたセトはメリとドクに再会するがメリの様子がおかしい。
セトは2人を危険に巻きこまないように別れも告げずに1人で旅立ったのだがその事をメリは怒っていた。
マーリンやラディアンについて知るため城の書庫に入りたいが叶わずにいたセトは妖精と名乗るミルに
魔法使い騎士団に連れていかれ魔法騎士を目指すオコホと出会う。
オコホ達、魔法使い騎士団はドラゴンに乗って卵を介さず出現するスペクトル・ネメシスと戦っていた。
セトはもぐりこんだ城内に既視感を覚える、夢で見た通路と同じなのだ。
衛兵から逃げた先にいた青年・ディアバルはセトの角に怯え拘束する。
するとセト自身がスペクトル・ネメシスとして街に出現する。
ピオドン(木村良平)から逃れるため城に隠れて「世捨て人の信者」に協力していたディアバルが投影魔法でスペクトル・ネメシスを出現させていたのだ。
城の外に放り出されたセトをミルが治療のためカイルトの森の妻のところへ連れていく。
治療後も森に残ったセトはミルの元で修行しファンタジアをコントロールできるようになる。
ディアバルに再会するため騎士叙任式で手薄になった城に忍び込んだセトは自分達は兄弟だと告げられる。
ディアバルによると素手でファンタジアが使える角のあるセト達は生まれつきの魔法使い(感染者の子供?)、それゆえ異端審問官に狙われているらしい。
同じ頃、異端審問所の侵攻が始まる。
迎え撃つ女王や魔法使いたちはハーモニジウム(ファンタジアを無効にする装置)を使われ為す術がない。
このハーモニジウムは感染者達を奴隷にしようと企む商人男爵がもちこんだものだ。
ドラグノフからセトの捕獲が目的だと教えられたセトは戦いを止め人々を守るためおとなしくドラグノフに従うが、
話と違い攻撃が止まらなかったため反撃に転ずる。
ドラグノフ自身も異端審問官に不信感を持つ。
セト は 異端審問官「奇跡の人」サントーリ と
メリ は 異端審問官「奇跡の人」リゼロッテ と
オコホ は 幼馴染として頼りにしていたが実は商人男爵の息子だったドゥーサン と
記憶の石と共に鎧に取り込まれたドク は 異端審問官「奇跡の人」ヴェローヌ と 戦う
異端審問所が撤退す前にカイルトの森にハーモニジウムを落としたせいで森からファンタジアがなくなり
ジルが消失してしまう。
怒ったミルは人間への復讐を始める。
ミルはジルが二人の子供(まだ小さいのでファンタジアで出来た樹液の繭に浸かっている)を身を挺して守ったのだと知り正気を取り戻す。
女王の後継者に指名されたオコホは見分を広めるためセトと共に旅立つ。
22.9.9