甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
これは人類補完計画ではない
人生に絶望し、それを終わらせようとした者に次の神になるための挑戦権が与えられるおはなしです
その権利を手に入れた人には1匹の天使がつき、全部で神候補は13人出現します
テーマが神なだけあって見る人によっては思うところもあるかもしれません。
答えも何もないですしね
人とはなんのために生きているのか。
そもそもなんのために生まれてきたのか。
そして、幸せとは何なのか。
そんなことを考えさせられる作品でした。
はい、原作者はデスノートやバクマンで有名な大場つぐみ×小畑健です。
作画も綺麗ですし世界観も少しデスノートっぽいです
違うところと言えば主人公は新世界の神を目指すわけでもなくうじうじとしているようにみえるところですかね。
前半はそこでイラッと来てしまう人もいるかも知れませんねw
というか、イライラする覚悟で見てください割と最後の方までそんな感じです。
と言いましたように、某新世界の神とは違い、こちらの作品では基本絶望した人間側が主なので、根暗だったり陰キャが闘います
そりゃあ熱血とかじゃないのだから仕方ないです
それも魅力なのです
前半はそれこそデスノートのように心理戦をしていたりもするんですが、後半に行くに連れてガラッと印象は変わったのかなと個人的には思いました
後半はどちらかというと哲学的に話は進んでいくのかなと
鶏がさきか卵がさきか…みたいな考え方もあったり
私にはどちらかはわかりませんが…
{netabare} 終盤のいずれ人類はその先の世界に絶望し、滅亡する。みたいなプッチ神父とは間逆なことを言っていましたが、地球や宇宙の行末とか気になっちゃいます
上にも書いた鶏がさきか卵がさきか…
人類が先か神が先か。
気になります…
でも最後には納得しました
不老不死だのなんだの人類は求めますが結局
死があってこその命なのだと…{/netabare}
ラストなんかもプラチナエンド、というタイトルが理解できたような気がします
プラチナエンドでしたよ…(?)
とにかく!!!!
前半も面白いですし後半にかけて加速がすごいのでおすすめの作品です
デスノート好きな人は好きなんじゃないでしょうか??
私は楽しめました!
少しばかり難しい話ではありますが普段あんまり考えないようなものに触れるのはやはり楽しいし刺激になると思います
おすすめ!!
ありがとうございました