「「艦これ」いつかあの海で(TVアニメ動画)」

総合得点
59.4
感想・評価
104
棚に入れた
248
ランキング
6277
★★★☆☆ 2.8 (104)
物語
2.3
作画
3.1
声優
2.9
音楽
2.9
キャラ
2.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

全てにおいて遅きに失した

艦これもサービス開始から10年
ディオメディアで制作したアニメからも8年経つのか

4年前に本作の制作発表があったが
続報がなく当初12話だったのが制作上8話に縮小

制作会社ENGIも当初は設立1年の新興会社なので
ユーザー筆頭に不安視する向きが強かったようだ

私は提督でもなければ一期も見ていない
ショートアニメを数話見たレベルのぺーぺー
今回はなんとなく気が向いて追いかけていた

1944とタイトルについていることから
第二次世界大戦末期の海上戦はわかるけど

ぶっちゃけなぜ女学生なのかよくわかっていない
戦艦の識別によって衣装も変わってるんですかね

主人公を時雨に固定してくれたおかげで
ソシャゲ名物キャラ渋滞は緩和されていたが
最初の編隊で玉砕覚悟の囮になった戦いがピークで

後の模擬戦から佐世保防衛戦まで駆け足すぎて
時雨以外のキャラが場当たり的になってしまったなと

やたらとみかんにこだわる演出あったんだが
ゲームの中では説明されているの?

OPにToshiが出てきて度肝抜かれたけど
作品的にはこの設定の鉄板フォーマットをまんまやった
だから暗いし重いし展開も遅いw

日本人は負ける美学というか玉砕精神が美徳とされ
私個人的には大嫌いなんだけども

今回は序盤こそそんな雰囲気があったが
中盤以降は生き残ろうと方針転換したので
今の時代にあわせたのかなと思っていた

最終回で元に戻って彼女達の犠牲を尊んで
未来に向かっていこうというなんともなオチ

7話の特殊エンディング使ってまで
時雨をパワーアップさせたのが茶番になってしまった

あえて敵側を抽象的な表現とすることで
いわゆる軍国主義賛美の言いがかりを回避したんだろう

その分彼女達は誰を守ろうとするのかがぼやけて
キャラクターの可愛さ以外見所のない話に

既に熱の冷めてきた中でのアニメ化で
こんな黴臭い設定やってきたからユーザーには大不評
余程の暇人じゃないと流浪の番組になった本作を追ってなかったやろな

投稿 : 2023/03/26
閲覧 : 119
サンキュー:

5

「艦これ」いつかあの海でのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
「艦これ」いつかあの海でのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Bハウスが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ