九会 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
古典的なラブコメのアクセントに女友達s
原作はWeb漫画
内容は「ボーイッシュ女子が幼馴染に異性として意識されたい」というとてもベタなラブコメなのですが、原作が四コマ漫画なこともあってサクサク話が進む点や主人公である『トモ』の友人の『みすず』と『キャロル』の2人が魅力的な作品だと思いました。
みすずは毒舌でダウナーな感じの所謂"いい性格"しているねと言われるタイプですが、なんだかんだ言いつつも行動がトモのためにあるのが友達思いで好きなキャラでした。日高里菜さんの低めの演技も好き。
キャロルは一見ただのゆるふわ系と思いきや勘が鋭かったり、押しが強かったり、ちゃっかりしていて濃いキャラだったと思います。キャロルはイギリス人なのですが、英語が母国語である天城サリーさんを起用していたのが、キャラ立てに繋がっていたと思います。海外版もそのまま担当されてるとか。みすずとのボケとツッコミのような絡みも微笑ましく、この作品の様式美のひとつだったと思います。
恋愛部分も奇をてらうことなく、おさえるところはおさえていたので良かったと思います。やっぱり安心して見れる事がラブコメは大事ですよね。