やまげん さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
たぬきってかわいい
落語はそれなりに好きだが、上方落語はほとんどきいたことがなかった。上方落語はちょっと騒々しいイメージがあったので受け入れられるか心配だったが、問題なく受け入れられた。
落語のシーンは、落語としての出来は良くなかったが、本職の落語家のレベルを声優さんに求めるのは酷だし、本物の落語家に演じてもらったらいいというわけでもないので、気にしないことにした。落語部分に本物を求めるなら、寄席にでもいけばいいわけだし。
本作は、特にまめだのキャラが良かった。落語家になりたいという強い気持ちと一生懸命さ、おもしろさがあって、応援したくなる感じ。人間ではなくたぬきという設定だから、分かりやすくひたむきなキャラでも嫌味を感じなかったのかもしれない。声も合っている。
{netabare}9話でしららとまめだが兄・姉弟子たちに料理を作るシーンがあったが、調理前にははっきりとサバだとわかる魚が調理台にあったのに、調理後はなぜか鮭の切り身になっていた(赤かったので)。
わざわざサバとわかるように描き分けておきながら、なぜ調理後に鮭になるのか、不可解だった。{/netabare}