マージマジマジーロ さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
感動と大笑いの大団円
【物語】
薊政権奪還のため、連帯食戟が終始続く。1~3期に比べて日常パートが少なく、殆ど料理対決に時間をかけていた。
しかし飽きるどころか、早く続きを見たいという気持ちが勝り、食い入るように見た。それほど見応えがあり、今までの中でも視聴後の満身創痍感は断トツ。
何より本作で親の顔より見た“おはだけ”と“おさずけ”。3期まではただコメディとして使われているだけだと思っていた。しかし神ノ皿で、視聴者を納得させる素晴らしい使い方をしてきて、このための設定だったのかと感心した。
終盤の大団円はアニメ界でもトップクラスだと思う。11話は一生忘れられない。
【作画】
遠月列車編と比べると、崩れる場面もかなり減った印象。
しかしお茶を注いでいるのに水面が変わらない茶碗など、時折手抜きも感じられた。
【声優】
もう豪華すぎて新キャラを誰が演じていても驚かなくなってしまった。
中でも速水さん天晴。敵キャラとして圧倒的な存在感を放っていた。
【音楽】
OP(Chronos/STEREO DIVE FOUNDATION)は格好いい。
ED(エンブレム/nano.RIPE)は可もなく不可もなく。
それから11話の劇中歌はアツかった。ここまで見越して作っていたとしたら用意周到すぎる。
【キャラ】
十傑のバックボーンに触れてくれたり、連帯食戟の対戦カードなど、キャラの魅力を十分に生かしていたと思う。