かしろん さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
肩肘張らずに見れる
-5話まで見て-
春雪は中学1年生。
チビでデブという容姿に内向的自虐的な性格からいじめの対象となっていた。
そんな彼が唯一自分を誇れる場所。首につけたニューロリンカーから接続したヴァーチャル世界にあるスカッシュ場。
現実ではドジでのろまな彼が、この場所では俊敏に華麗に動きまわり、誰にも追いつけないスコアを叩き出す。
そう、ここでは彼を越えるスコアを出す者はいないはずだった・・・あの時までは・・・
境界線上のホライゾンに続く、サンライズ制作ラノベ原作アニメ。原作未読。
OPにmay'n、EDにKOTOKOと豪華な布陣。
話は極めて王道パターンっぽい。
現実ではヘタレな主人公が別異世界で特殊能力者として様々な強敵や友と出会いながら成長していくジャンプ的ストーリー。そこに電脳チックなエッセンスを加えました、みたいな。
黒雪姫の過去話にちょいと引っかかる部分はあるものの、底は浅そうな印象。その分、肩肘張らずに王道ストーリーを楽しめそうだ。
サンライズ制作ということで、画も非常に綺麗で戦闘シーンもよく動く。ここがダメだとストーリーが王道な分、痛々しいことになりかねないから良い。
may'nのOP、KOTOKOのED両曲とも良い。浅倉大介の曲は単調だなあ、とは思う。
ブレイン・バーストでのアバターは自身の暗部、と黒雪姫が説明していたが、ならば、何故に地面ばかりを見つめて生きてきた春雪に羽根が生えたのか。アバターの姿は暗部、その特殊能力や技は願望の具現化なのかな?
なんでこのさすがの猿飛はこのイジイジ性格でモテるんだ?周りの母性本能をくすぐりまくりなのか?
とか色々想像しつつ、気楽に見れる良いアニメだ。