甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
面白きことは良きことなり!!!!
人間は街に暮らし、狸は地を這い、天狗は天空を飛行する…
現代京都を舞台に「人間」「狸」「天狗」三つ巴な物語
三つ巴とはいっても睨み合っているわけでもないのかな
主人公は、天狗に憧れ、人間の姿を真似るのも好きな狸です
一応ジャンルとしては日常系などでいいのではないでしょうか
ご存じの方はもれなく好きな方も多い森見登美彦先生の作品です
有名所でいうと四畳半神話大系や夜は短し歩けよ乙女などを書かれたお方です。
この作品の見どころはどこ?と聞かれたら私自身どこって言おう??と悩んでしまうかもしれません
それは見どころがないのではなく、私にとっては全てになってしまうのです
舞台である京都の雰囲気もとっても素敵です。
あー京都で育ってみたかったなとこの作品を見てて何度思ったことか…w
キャラクターのタッチも背景に見事マッチしています。
柔らかく、かわいい、癒やしですらあります。
現実とファンタジーの間のような作世界観でわかりやすく言うとジ○リ作品を想像してもらえればいいかと
前半はゆるく時間が流れていく日常パート(登場人物の深掘り的な)ですが後半になるにつれ少し緊張感も出てきます
ゆるく阿呆で温かい物語に心を奪われてしまう方もかなりいるのではないかなと思います
声優陣も豪華でしてもうどこをとっても高得点なのです
PS1のゲームにこんな世界観のものがあったような気がします(忘れているので思い出したら追記します)
クスッと笑えてしまうシーンや、少し考えさせられるシーンもあります
あと、しっかり感動もします
{netabare} 8話ではとても感動しました、毎度のことながら涙腺弱者は膝に雨を降らせましたw {/netabare}
物語への没入感が素晴らしい作品でした
大好きになってしまいました!
ありがとうございました