天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
真SFスーパー英雄(?)列伝38
ハカイダー、帝王バンバ、ドン・ホラー、など数多くの特撮番組で悪役の声を担当された飯塚昭三さんが亡くなられました。
謹んでご冥福を申し上げます。
さて、飯塚さんといえばガンダムのリュウや稗田八方斎役などアニメでも数多く役を手掛けておりますが、この名探偵ホームズでもレストレード警部を担当しており、今回はこの作品の感想を書かせていただきます。
憂国のモリアーティファンの方が見たら、ガッカリするようなお間抜けなモリアーティー教授が敵役のアニメです。
まあ、出てくるキャラがすべて犬なんですけど(笑)
キャラが犬という事で判るかと思いますが、ギャグテイストの作品の映画化作品です。
と言っても、TVで放送された作品の中の宮崎駿が手がけたものなので、面白さは保障付です。
ドーバー海峡を飛行する航空郵便が開設される事になったが、何故か事故が続き、ホームズ達の目の前で墜落する飛行機。
その姿を見た瞬間、壁の上を走り、現場に向かうホームズを抜き去り、斧で操縦士を助け出すハドソン夫人(か、カッコいい)
実はハドソン夫人の亡きも飛行機の操縦士で結婚1ヵ月後に事故で亡くなっていたのだった。
相次ぐ事故に事件の臭いを感じたホームズはハドソン夫人らと飛行場を訪れる。
ハドソン夫人を見つけた操縦士達は
「俺達のマリーが帰って来たと」
喜び集まってくる。
そう、マリーは結婚するまでみんなのアイドルだったのだ。
もう後半は主役がハドソン夫人に交代して大活躍します。
序盤の救出劇もすごいですが、後半の飛行機を追ってのドライビングテクニックとガンアクションも一見の価値があります。
これでハドソン夫人のファンにならない人は居ないと言っても、そう間違ってはいないと思いますね。
一方のモリアーティー教授
航空郵便の記念切手を買占め、航空郵便を失敗させて切手の値上がりを狙うという、風が吹けば桶屋が儲かる作戦なんですが、悠長過ぎるでしょうが、アンタ(まあ、らしいといえばそうなんですけど 汗)
とにかく見てワクワクする作品ですので、見てない方は見るチャンスがあったらぜひご覧ください。
おまけ
映画館にて
「あっ、マリーだ(嬉)」
「俺達の(飯島)マリーが帰ってきたぞ(今、あなたのこえ~が♪)」
それ、愛おぼえてますかだろうが・・・
天地人
「感想書いたけど、飯塚さんがやれたレストレード警部のこと書いてない気が・・・ま、いっか」
「(おいっ)あ、あなた様はハカイダー(驚)」
ハカイダー
「オレは感想にネタを使うヤツは許せん性分でな(そ、そんなぁ)」
天地人
「うぎゃ~っ(ハカイダーショットでボロボロにされる天地人 涙)」