シボ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
観てるだけでハッピーな気分に。
第一話から喜多川海夢(まりん)の
潔い脱ぎっぷりと距離感近い~って展開にリビングで家族を前での
視聴はちょっとキツイいかも~~って断念してた作品です。
評価高めだし、やっぱり気になるので今度は一人で視聴開始なのです。
(いや~別に後ろめたくはないぞ・・・うん)
その凄すぎる行動力のヒロイン喜多川さんに振り回されちゃう
ずっと友達のいなかった五条新菜(わかな)。
喜多川さんの底なしの明るさ、そして好きなものに対する一途な想い。
どんなものであれ好きなものは、好きって気持ちを全肯定されて少しずつだけど五条くんが明るく自信を持っていく流れは好感でした。
それにしても1話だけでなく、喜多川さんの頭隠して尻隠さず的な
ちょっとずれすぎでしょって恥ずかしいスイッチ。
「ヨキ~! オツ~!」
今時?なセリフまわし、なんだか笑っちゃいますね。
コスプレイベントで雫たんデビューする喜多川さん。
五条くんがはっとした瞬間の喜多川さんの笑顔のショット。
ちょっとびっくりするぐらいキレイで印象的でした。
五条くんへの好きって気持ちに気づいてしまってからの喜多川さんが
可愛すぎます!
艶っぽいキャラ絵が女の子を本当に輝かせて魅力的に描かれてます。
学校の友達もほとんど絡みないし、少ない登場キャラの本作ですけど
まず五条くんのおじいちゃんが優しくて良いキャラでした。
職人なのに教え方もソフトだし、孫可愛さってのもあるかもですけど
こんなおじいちゃんだったら、目標にしたくなるのも分かります。
その他では中盤コスプレ仲間になる
乾 紗寿叶、心寿の凸凹姉妹もまた良きなんです。
ジュジュ様は登場シーンからインパクト大でした。
五条くんとの初顔合わせの脱衣所での、
「ねえ~おじいちゃん~ どうして・・・毛が生えてないの・・・~?」
はめっちゃ笑いました。
好きな事に対して想いが強すぎて、喜多川さんがにわかレイヤーだって
思い込みだった間違いを素直に認めて謝れる。
そして喜多川さんと違ってレイヤーの裏方的な苦労も知ってて
見た目はあれだけど、一番年上なんだなって感じるキャラでした。
妹の心寿も姉想いの良い子なんだな~。
胸も凄いけど178センチって、中学生ならコンプレックスに思っちゃう
レベルかもですね。
一眼レフで好きな人を撮る喜びを語ってる姿が素敵なんです!
(自分も一時期カメラにハマって画角が~とか言ってた時を思い出します。
被写体はもっぱら我が娘でしたけど~><!)
姉妹二人とも五条くんのひたむきな姿に好感持ったよねって感じでしたけど変なハーレム展開にならないとこも良かったです。
「ヌル女」に始まって「フラワープリンセス烈」とか
本作での登場作品ってどこまで設定あるんだろう?
作品内での世界観の説明も本当にキャラ愛凄いんだなって感じさせて
面白かったとこです。
毎回面白くてあっという間の12話でした。
そして最終話も良かったです。
お祭りでの喜多川さんの浴衣姿。五条君はいつも通りなんだけど
お似合いでしたね。
そして二人で見上げる打ち上げ花火。
画面いっぱいに広がりを感じる華やかで綺麗な花火だったな~。
なんか消え際の煙っぽいところまで再現されてて圧巻でした。
それに五条くんが意識してしまうキュンキュンな展開も良き!
本当に近くで観る打ち上げ花火って実際違いますよね。
花火そのものの音、煙の臭い、人々のざわめき・・
内にこもっていた五条くんが外へ出ることによって今まで体験
したことのなかった経験をすることで
彼の目指す夢をより情感豊かにしていくんだろうなって。
自分も最近、花火もそうだけどライブとか生の体験ってやつを
人混みを嫌って足が遠のいてますけど、そういう刺激
を感じる事って大事だし必要だよな~って改めて思いました。
喜多川さんの真っすぐな五条くんへの気持ち。
自由奔放なんだけど好きなもの、人に対していつも全力な姿。
好きが溢れ出ちゃうその仕草は全編を通して可愛すぎでしたね。
寝落ちする五条くんに好きだよって告白。
その満たされたような満面の笑顔に
なんだか観てるこちらも自然と笑顔でハッピーな気分になっちゃう
締めでした。
音楽はOP スピラ・スピカ「燦々デイズ」が良かったです。
爽やかな歌声とアップテンポなメロディーが聴いてて元気になれるし
この作品にも合ってたと思います。
2期も決定してるみたいだし、またあの笑顔観れるのが楽しみです!