剣道部 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
そうだ、皆でブルキナファソ国籍をとろう(笑)
[文量→大盛り・内容→感想系]
【総括】
原作未読。ラストの情報は入れず、視聴しました。
有名な作品だけに、私のように「メインヒロイン」を知らずにアニメを追っかけるのは、結構大変だと思います(私は、アニメ好きを周囲に公表してませんし、周囲にも、アニメ好きがほぼいない環境です)。
ただ、もし仮に、ネタバレした上で本作を観たとしても、満足できるように作られている作品だと思います。観終わった後は、ハーレム作品のわりには、結構スッキリしました。
それだけ、原作者が、五つ子それぞれを、愛しているのでしょうね。
さて、皆さんの推しは、勝てるかな?
ちなみに、私の推しは、1期から変わらず、三玖です。もう、断トツで。
だから、この映画のラストを観て、、、お~っと、危ない、ネタバレをするところでした(笑)
では、まだ本作を見ていない方は、ごゆりとお楽しみ下さいね♪
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ちなみに、ブルキナファソは、一夫多妻の夫婦が最も多い国らしいです(笑)
と、そんな「ハーレムエンド」にしたら、ファンは暴動ですかね? それとも、賞賛?
まあ、この5+1人なら、一夫多妻でもうまくやっていけそうな気もします(笑)
つまり、ヒロイン同士の結び付きが強いんですよね。
そして、それこそが本シリーズの最大の魅力でしょう。世の中にハーレムものは数多ありますが、彼女らほど仲の良い、強い絆で結ばれているヒロインズはいない。それはやっぱり、「五つ子」だから。
正直、本シリーズは、「主人公との恋愛」だけで評価すれば、並みちょい上レベルのラブコメだと思います。
本シリーズの魅力は、五つ子それぞれの成長と、彼女らの絆の深まり。
だからぶっちゃけ、「誰がフータローとくっついても、問題なかった」。
皆、自分の推しには幸せになってほしいと思うでしょう。でも結局、5人の誰が主人公と結婚しようが、残りの4人はそれを応援するし、4人もそれぞれ幸せになるだろうから、誰を推しているファンでも、ある程度は満足できる。そういう風にもっていった、原作者の勝利です。
ラストの五つ子ゲーム、花嫁だけを当てるのではなく、全員を当てるのは、良い演出でしたね。あそこは大感動でした。主人公が、5人全員を大切に思い、(広義での)愛しているから。
ただ、まあ、そこが逆に弱みでもあって。
アニメで描かれた部分に関して、二乃と三玖はともかく、後の3人は、主人公との恋愛面での結び付きが弱いと思います(原作ではどうか知りませんが)。
多分、主人公との「恋愛」を深めすぎると、反比例して、姉妹の爽やかな「友情」「家族愛」は描きにくくなります。そこはちょっと、作者が踏み込みきれなかった部分なのかな~と。
私的には特に、「フータローが四葉を選んだ理由」が、最後までピンときませんでした。
「幼なじみ」とか「最初に見分けた」みたいな、「花嫁フラグ」が立っているとかじゃなく、「そこまで四葉にベタ惚れるだけのイベントや要素があったか?」という点で。
フータローが、一二三五のいずれでもなく、四を選んだ、決定的な理由はなんでしょう?
う~ん、わからん。しっくりこない。
個人的にNo.1ラブコメ「とらドラ」でいけば、大河と竜二は、互いに「お互いでなければダメ」まで恋愛が深まっていたから、他のヒロイン達を寄せ付けなかったんですよね(余談だけど、四葉って、みのりんだよねw)。
最後まで誰と結婚するか分からない。それが本作の特徴。
てことは、五人のヒロインは同じくらいに魅力があり、主人公は5人を同じくらいに好きでなければならない。それは良くできていたと思います。
だからこそ逆に、「主人公と四葉が結婚する程、強く結び付いている」とは思えなくなってしまったのですね。
私が本作を☆3に留めた理由は3つ。
1つ目。前述の通り、主人公が四葉を好きな温度が、低く感じたから、☆-0.5。
2つ目。劇場版クオリティとまでは言えない、作画レベルの低さから、☆-0.5。あれで1800円取るのはな~。私はU-NEXTの無料ポイントでレンタルし、家のテレビで観ましたが普通に満足。逆に大スクリーンで観る価値をさほど感じませんでした。
3つ目。あんなに可愛い三玖を、フータローが振ったから、☆-3(笑)
まあ、本作で、自分の中で二乃の評価が爆上がりし、2人が仲良くカフェ経営している未来が素敵だから、☆+1。2人が振られた後に教室で抱き合うシーンに感動したから、☆+1。
んでまあ、結果☆3ですね(笑)
あ~あ、三玖かわいい(笑)
{/netabare}