ねるる さんの感想・評価
1.7
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
終始寒いギャグが続く、中身のない作品
原作漫画未読。全12話。
サッカーの実力を持ちながらも超潔癖な主人公"青山くん"を中心とした、学園コメディ作品。
終始ギャグがつまらないし、物語のつながりも意味も感じられない作品でした。
ギャグ作品とはいえ、毎話23分×12話あるのに、部活動であるサッカーの事も、チームメイトとの絆も、ラブコメとしてのラブの部分も、何も積み重ねないから最後まで見ても何も残らない。各話ごとのギャグの部分が面白ければまだ許せるけど、ギャグも小学生向けかと思うようなものばかりで全然楽しめなかった。
キャラクターについても魅力がない。主人公青山くんは、サッカーが特別に上手くて、潔癖でイケメン。っていうキャラ設定の割にはただそれだけ。何も活躍しない。ただこの作品の世界の中心に置かれてるだけ。ほんと置かれてるだけ。その他ギャグ要員は沢山いるけど、キャラの動かし方にまったく制作側の愛を感じられなかった。
キャラが良くないのに、演じる声優さんはやたらとベテラン揃いなのも妙に気持ち悪い。置鮎さんをはじめとして、関智一さん、子安さん、三木さんなどなど、この作品の高校生演じるには勿体なさすぎるキャスティング。みんな先生演じるレベルだろ。全体的に演じる側の年齢層高いからそこまで違和感ないけど、昭和感はかなり強くなっていた。
作画に関しても、線の細さとデフォルメ化が多いのも苦手だった。シンプルに可愛いと思えないし、デザイン的に古臭く感じた。マネージャーの女の子と部員のメガネとデブは特に苦手なキャラデザだった。
ストーリーもないし、キャラも大事にされてない。
ギャグのノリも昭和感強めで古臭い。
自分にはまったくあいませんでした。
今まで見た中でもトップレベルで残念作品となりました。