U さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
B. ネタバレ注意 – チーム・グーテンベルク発足
香月美夜の小説
2013年9月から2017年3月に「小説家になろう」に投稿 全5部677話で完結
制作:亜細亜堂
異世界に転生し、大好きな本を作るため持てる知識を使い逞しく生きる少女(中身は大人)の成長物語-3
<メモ>
前世で母親を大切にできなかったマインは今世の家族がとても大切でその家族を守るため別れを決心をするのが悲しい。
ダームエルもギュンターも弱すぎませんか。
口だけじゃなくちゃんとマインを守って欲しかった。
次は貴族の養女になったローゼマインの話、楽しみです。
<主要登場人物>
・ジルヴェスター:井上和彦 青色神官 {netabare} エーレンフェストの領主 {/netabare}
・ダームエル:梅原裕一郎 下級騎士 マインの護衛
・カルステッド:森川智之 騎士団長 {netabare} マインの養父 {/netabare}
・ベーゼヴァンス:星野充昭 神殿長
・ビンデバルト伯爵:茶風林 アーレンスバッハの貴族
<ストーリー>
秋の終わり冬ごもりの準備を始めるマイン。
神殿に持っていく下着や部屋着の準備資金を得るため本を売ることに。
本を売った事でインクの作り方を知っているマインはインク協会会長のヴォルフに狙われる。
インクの製法を売ることで争いをさけようとするが、ルッツが怪しい男に絡まれる。
インク協会以外にも
マインの魔力を欲するものや、
領主の承認を得て青色巫女見習いになったマインを利用して領主に取り入ろうと考える貴族も現れる可能性を考え
マインを守るためフェルディナンドは10歳になったら上級貴族で騎士団長のカルステッドの養女にすると決める。
マインを狙っている者たちから身を隠すように
予定より早く神殿に籠ることになったマインに護衛として騎士のダームエルがつくことになった。
ダームエルはトロンベ討伐の時にマインを危険に晒した貴族シキコーザを止められず処分された下級貴族。
マインはフェルディナンドと共に神殿で最も大事な儀式である奉納式で秋の収穫祭で持ち帰った小聖杯に魔力を満たす。
(小聖杯の魔力量により各地の収穫量が決まる?)
各地を廻る春の祈念式へ初めて会う青色神官のジルヴェスターが同行することになる。
祈念式終盤、マインが誘拐されそうになったり荷物を乗せた馬車が襲われたり
マインの廻りに危険が迫る。
マインは鍛冶工房の見習いヨハンの依頼を受けパトロンになり、金属活字を作成してもらうが、
活版印刷が始まれば歴史が変わるとフェルディナンドから貴族の養女になる10歳までは印刷を止めるよう助言される。
それならばと産まれたばかりの弟(カミル)のために絵本を作ろうと色インクの開発を始める。
神殿に捨て子が預けられる、ディルクと名付けデリア(マインの側仕え)が弟のようにかわいがる。
ある日ディルクが熱を出す、ディルクはマインと同じ身食いだったのだ。
その事を知った神殿長に騙されデリアはディルクをビンデバルト伯爵の養子にする契約をするが、実は従属契約だった。
貴族と従属契約したディルクを神殿に残す変わりにマインを連れて行こうとする神殿長と伯爵に魔法攻撃をしてしまう。
この少し前、門番のミスで領内に入れてしまった他領の貴族(=ビンデバルト伯爵)に誘拐されそうになったマインはジルヴェスターから
「いざという時のお守りだ、まずい状況になったら必ず助けてやる」と
首につけてもらった黒い石のついたネックレス(魔術具)に
ジルヴェスターに言われた通り血判を押したのだが
実はジルヴェスターはエーレンフェストの領主アウブ・エーレンフェストで、血判を押すことで養子となる契約が成立していたことで事態が収拾できた。
陰謀に巻き込まれたことで10歳をまたずにマインは領主の養女、ローゼマインとしての人生が始まる。
マインは死んだこととして扱われ、家族と会う時は貴族と平民として接しなければならなくなる。
第1部:兵士の娘
第2部:神殿の巫女見習い ← 今作
第3部:領主の養女
第4部:貴族院の自称図書委員
第5部:女神の化身
22.7.13