マージマジマジーロ さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
精霊とデートして世界を救う
【物語】
内容は、大災害をもたらす『精霊』と呼ばれる存在と少年がデートをしてデレさせ、能力を封印するという話。かなり異質な設定。
本作の良いところは、場面の切り替えが目まぐるしい中で、とてもいいテンポで話が進んでいくこと。様々な展開に広がっていくので飽きないし、構成のバランスも良く見やすい。
まずコメディシーン。殿町というキャラや女子3人組のボケとツッコミでクスッと笑える。
次にラブコメシーンでは、デートは勿論、お風呂などのエッチな展開まで充実サービス。
そして上記2つと対岸にあるバトル&シリアスシーン。この対比が見れば見るほど釘付けになっていった。
2023年2月現在でアニメが4シリーズ続いていることも頷ける。
【作画】
女性キャラのキャラデザが可愛い。
終始安定して丁寧に作られていたと思う。
アクションシーンもそこそこ見応えがあった。
【声優】
どのキャラも違和感は感じなかった。
個人的には、特に子安さんの演技が役とピッタリで、本作のコメディシーンにおいて欠かせない存在だったと思う。
【音楽】
OP(デート・ア・ライブ/sweet ARMS)は曲としても良かったが、イントロで入るナレーションがシュールだった。
EDは約4曲が採用されており、ほぼ毎回入れ替わっていたと思う。
【キャラ】
ハーレム系の主人公は評価が分かれやすいが、本作の主人公・五河士道は翻弄されながらも真っ直ぐな性格で不快感はなかった。
そしてヒロインたちの個性が良い。
一途な性格が時に仇・夜刀神十香。
お兄ちゃん大好き妹・五河琴里。
存外積極的な白髪・鳶一折紙。
ロリ担当・四糸乃。
謎多きサイコパス・時崎狂三。等‥
主人公に指示する組織のメンバーもシュールで面白かった。