太郎 さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
このお遊びにはいつまで付き合えばいい?
落ちこぼれの女の子たちが、スゴ腕教官の元で自分の居場所を見出していくお話です。
以下4点のうち1つでも好きなら楽しめます。
①可愛い女の子たちの共同生活
②凄腕教官のチート無双
③能力バトル
④ 今をときめく声優陣
{netabare}そもそもスパイではないので、スパイアニメを期待して見るとガッカリします。実際には破壊工作・戦闘・暗殺・人質救出など、やってることは特殊部隊です。諜報活動は皆無です。
※なお、スパイとは「秘密裏に敵や競争相手の情報を得る人」(Wikipediaより)です。
スパイの女の子たちも、スパイ能力より「毒が効かない体質」とか「事故を起こして相手を無力化する」とかの異能が最大の武器なので、能力バトルものに近いです。衣装も機能性より可愛さ重視。ただ黒いだけで全然スパイらしくないです。
SPY×FAMILYの方がよっぽどスパイしてます。まぁ萌えアニメにリアリティを求めてもいませんが、それにしたってフィクション性が強すぎます。
教官は世界最強のスパイなのにまともに教えることができず、指導は全てOJT。それは方針なので仕方ないにしても、スパイ技術とかコツとかの描写はないし、女の子たちはどこが成長したのかさっぱりわかりませんので、「教室」というタイトルにしたのはミスリードだし、やっぱりスパイものとして面白くない。
さらにストーリーは特に盛り上がるところがないし、教官はチートすぎて萎えるので、自分は面白く感じられませんでした。目玉の「不可能任務」も成功率1割未満っていう数字だけで、どこが不可能なのかよくわからないので、あまり驚きがありません。
クラウスではないですが、「このお遊びにはいつまで付き合えばいい?」となってしまい4話まで観て挫折しました。自分には合わなかったのでしょうね、残念です。{/netabare}
細かいことを気にしたら負けなタイプのアニメです。可愛い女の子と、彼女たちの能力、そしてスゴ腕教官のチートを楽しむのが正解。