テングタケ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
期待してたほど面白くはなかったかな・・・
女の子が剣を振って妖魔を倒すお話。作品によって敵が妖魔だったり妖獣だったり淫獣だったり、まあよくある話です。
他の作品と違うところは、絵柄が地味で女の子が可愛くないこと。可愛くないどころか、みんな言葉が汚くガラが悪いです。「~でございますことよ」なんて言えとは言いませんが、もうちょっとなんか、ね・・・。
出てくる女の子は全員同じコスチュームを着ているうえ、顔立ちが似ているので区別がつきにくいです。特に短髪の子は誰が誰だか。他のアニメだと、髪の毛が赤だったり青だったりして区別させるのですが、本作はモノトーン調で髪の色もほとんど同じです。でもご安心。主人公以外は全てザコなので区別がつかなくても全く構いません。
敵の妖魔のデザインも今一つぱっとせず、序盤の妖魔なんかは黒塗りののっぺりしたデザインでコナンの犯人のよう。中盤からは「覚醒者」と呼ばれる強い敵が出てきますが、声とかも含めてどことなくザコっぽく、「うろつき~」の二番煎じ三番煎じのAVのようです。
終盤、強大な敵軍勢と戦うことになって、その絶望感は「進撃の巨人」にも比肩しうるものでした。ここが一番盛り上がったのですが、物語はその後失速し、主人公が「うわああ~」とか言って覚醒して強くなるというどうでもいい展開でした。連れの男の子とのグダグダもちょっとウンザリしました。あにこれ見ると、ここいらはアニオリな展開なようですね。
ハードでゴアな展開は引き込ませるものがありましたが、最後がイマイチで全体の印象を下げてしまいました。残念。