「魔女の宅急便(アニメ映画)」

総合得点
89.3
感想・評価
1597
棚に入れた
11178
ランキング
86
★★★★☆ 4.0 (1597)
物語
4.1
作画
4.1
声優
3.8
音楽
4.2
キャラ
4.0

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

黒い服と黒いちびネコ、そして大きな赤いリボン

キキの出来る魔法は唯一、空を飛ぶ事。

魔女の娘は13歳になると、よその町で一年修行するという掟があり、主人公キキはコリコの町のパン屋の店先で宅急便を開業する事になる。

私はキキが空に飛び立つ時の浮遊感と空の美しい描写が凄い好きです。何と言うか自分にも出来るのではないだろうかと思うほどの、実際はありえないリアリティーを感じてしまう。

ユーミンの歌う挿入歌と久石 譲さんのBGMは他のジブリ作品と比べても非常に作品の雰囲気に合っていて、この作品を見た当時の私の目覚め音楽になっていました。

終盤のキキの身に降りかかる突然のトラブル、そして親友のピンチ。キキはトラブルを抱えたまま、親友を助けに向かいますが、この際のギアを一気に入れ替えるようなストーリーのテンポアップとスピード感は素晴らしく、題名からは想像もつかないような迫力と緊張感を生み出しています。

壮大な人間ドラマや超展開があるわけではないのですが、等身大の作風が自然に心の中に入ってきてジワーっと感動できる良作だと思います。なんだか何回も見たくなってしう不思議な魅力を持った作品です。

投稿 : 2012/05/17
閲覧 : 277

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