グレイシア さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
何と戦っているのか、敵は誰なのか
断っておきますが、記録程度になってしまいました。
間違ってるかもですが時系列で行くと主人公が12歳、14歳、16歳、26歳、36歳の順だったかな?
年齢はあんまり覚えてないんですけど、とりあえず4フェーズくらいあります。
もともと主人公サキのいる1班は6人グループです。
最初に、一番地味な女の子がいなくなる。
次に5人で夏キャンプみたいなイベントで外の世界を知る。バケネズミとも初遭遇。ただし、記憶は改ざんされる。
そして、16歳ごろシュンが豪魔?みたいなのになっちゃって処分される。これもみんなから記憶が消されてしまう。この頃、シュンとサトル、サキとマリア、そしてぼっちのマモルというなんとも言い難い恋仲が発生。ただし、シュンが消えたことによりそれも解消。
その後、一番出来の悪かったマモルの処分が迫る。消された記憶の断片に気付いたこともあいまり、4人はどうにかしようとする。マモルが自給自足で生き抜こうと旅立ち、それにマリアもついていく。サトルとサキはバケネズミの村などを訪ね2人を探すが見つからず。永遠の別れとなる。
そして、10年後の26歳ごろ、バケネズミたちの戦争を監視する役にいたサキ。ある夏祭りの日、バケネズミが人間を滅ぼしにくる。隠し兵器はなんと悪鬼だった。そう、呪力を使う人間は同胞を殺すことができないように遺伝子に組み込まれている。そのため人間は悪鬼になす術がない。それにその悪鬼の正体はあのマリアとマモルの子だったのだ。おそらくバケネズミに捕まり子どもをパクられてそのまま殺され、人間を殺す兵器として育てられたのだろう。
大量の死者を出しながら人間とバケネズミの争いは最終局面へ。
悪鬼を同士討ちさせたと錯覚させたことにより倒すサキたち。人間が勝利したのだ。
そしてさらに10年後。サトルとサキは結ばれていた。
戦争によりこれまでの人間の管理体制は大きく崩れた。そこからまだまだ復興はできていない。そして、バケネズミたちへのこれからの対応も決まっていない。これからどうなっていくのか楽しみ。
だが分かったこともある。バケネズミの正体は元は人間と同じだったこと。1000年前からの歴史の中で生まれた悲劇のようなものであるということ。
そしてなにより、想像力とは何か。
ストーリー概要を大雑把にまとめるとこんな感じですが、メッセージとしては、
自分たちと同じ知性を持ったちがう種に対し、我々はどのような感情を抱くか態度を示すか。人間は結局自分勝手で自分の都合よく考えていること。そして、最後でも直接触れられていた、しかしながら想像力が全てを変えるということ。
総評書こうと思ったけど、まあいいやってなったので急に終わります。ごめんなさい。あくまで私の記録程度に。