ヘラチオ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
出会いで世界が変わる
趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。というあらすじ。
田辺聖子の小説が原作。
下肢麻痺で車椅子生活しているジョゼは生活保護を受ける祖母と二人暮らし。
{netabare}祖母は孫に世に出てホッとしたのか心臓病でぽっくりと。引きこもりが市役所に就職は嬉しいもの。にしても突然、引っ越して{/netabare}
障がい者だからこそなのか高飛車な態度のジョゼ。ちょっと後輩女子に嫉妬もあるよ。想いが強い。
障がい者のことを分かったつもりで分かっていなかったことを実感。
人に傷を負わせるのって凄いストレスだけど、そこを乗り越え、恒夫のほうも夢を追って障害を乗り越えていく。
出会いでお互い成長ハッピーエンド。