天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
真SFスーパー英雄(?)列伝16
悪党
「めんどくさいから適当にあにこれにアニメの感想でも書いておけ」
「ハッハッハハハハ(だ、誰だ)」
「この世にアニメがある限り、オタクの怒りが俺を呼ぶ、破裏拳ポリマーここに参上!!」
まあ、セリフはちょっと違いますが(汗)こんな感じで悪党どもをぶっ飛ばす正義のヒーロー「破裏拳ポリマー」の感想です。
(チャッチャッチャラチャー♪)破ぁぁ裏ぃーけ──ん、ポリマー♪
の出だしで佐々木功が歌う燃える主題歌に、圧倒的な力と技で敵を叩きのめすアクションと、魅力を挙げればきりがない作品です。
アメホン国ワシンキョウ市という無国籍な架空の都市を舞台に、はびこる悪党どもを叩きのめす正体不明の正義の味方ポリマーというのが毎回の大まかなストーリです。
ドジで間抜けな探偵、車錠の助手で国際警察庁の情報を盗聴するのが唯一の取りえである鎧武士、しかしてその実態は科学忍者隊(って違う)もとい破裏拳ポリマー。
彼は、鬼河原国際警察庁長官の息子であるが、親とケンカして行方不明中で、劇中でも長官に見つからないように行動してます。
それに紅一点の美少女南波テル、元は警察犬である老犬男爵(唯一ポリマーの正体を知っている)
基本的にはお気楽なアクション物で、毎回同じ流れでなんですが、特に印象的だったのが最終回ですね。
とうとう悪の一味に正体がばれ、処刑されようとする武士と仲間達の元に、取り返してきたポリメット(ポリマーに変身するヘルメット)を必死に渡す男爵。
そして皆の前でポリマーに変身して正体がばれる武士
全ての敵を叩きのめした後、正体を知った父の鬼河原長官とポリマーの姿で言葉を交わす武士のシーンがなんともいえなかったです。
ラスト、正体を知った車探偵長とテルの武士に対する態度とセリフも笑わせてくれましたし、万人受けという訳ではないですが、個人的にはお気に入りの作品です。