くまごろう さんの感想・評価
3.6
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
戦争アニメ(兵士はメイドで戦場はアキバ)
視聴完了
全12話
ジャンル
抗争アニメ
あらすじ
メイド喫茶がただ血を洗う抗争を繰り広げていた時代の、とんとことんというメイド喫茶で繰り広げられる戦争終結までの物語。
序盤はとんとことんが他のメイド喫茶に殴り込み敵を殲滅、中盤でその殲滅の結果強大な敵が出てきたり2大派閥が合併したり、終盤で1強となった派閥対とんとことんの戦いになる。
最終的にボスが手勢を連れとんとことんに殴り込みをかけるが、とんとことんの作戦によって銃撃戦は中止。ボスがなごみに銃を乱射した直後の隙をついてウーパールーパーメイドが頭に射撃+パンダが竹槍を投擲。ボス死亡して終了。
何年か後、蘭子と同じ歳になったなごみは平和になったメイド喫茶でメイドを続けていました!
感想
総評 60点
思っていたよりも楽しめた。
第一印象としてひたすら人が死ぬ。
1番の親友の蘭子から、人気のない時からとんとことんに通っていた客の1人、バスの伝達役をやっていた男性、ラーメン屋の主人などメインどころのキャラも普通に死ぬ。その他敵対する組織は基本皆殺し。それは主人公側に限ったことではなく、ボスも自分に反抗する身内を即始末したり、3話くらいで出てきた裏格闘場のボスもフィギュア会社の社長を普通に始末したりする。
要するに敵対するものには死を!というのが蔓延した秋葉原の話。まぁ戦争とつくくらいだから、当然と言えば当然なのだが。
ただ、それをギャグとノリと爽快感で乗り切る感じが、個人的には悪くなかった。
ただ終盤は、蘭子の死、ボスの暴走、とんとことんの奇策とたたみかけるような展開に対して、ノリだけで乗り切ろうとしており、ぶっちゃけよく分からなかった。
結局ウーパーメイドはなぜボスを殺したの?事実ボスは2大派閥の間で抗争を起こさせるためにとんとことんに攻撃命令を出していたが、その事実を知っていたのか?作中ではとんとことんからの手紙に煽り文句が書いてあっただけなんだが。あとはボスが死んだ後の戦争の結末などもスルー。ボスの下半身攻撃も謎。
よかった点
ノリ
キャラ
ちょっとしたシュールギャグ
悪かった点
結末