大重 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
人間不信部分には共感も…と思いきや、ほとんど人間不信要素が無いような
1話感想 追放系のバリエーションでしょうか。でも人間不信部分には共感も
追放系は人気があるようですが、実はあまり好きではないです。
いや、ちゃんと本気の復讐譚が始まるようなハードなのなら大好物なんですが、追放された側はあれよあれよとご都合主義に大成功して、
追放した側が馬鹿すぎて勝手に自滅して、
…というのは何が面白いのかよくわかりません。
本作はとりあえず人間不信になる程度に心にダメージを負っているなら凡百の追放系よりはマシかもしれませんね。
人間不信の4人がどのように心を通わせていくのか、というようなテーマなら興味もありこのまま見続けたいです。
そして世界を救うまで本当に行くのならそれも気になります。
というわけで優先順位は高めにおいておきます。
全話感想
まあ何というか… 微妙でしたね。
ほとんど人間不信要素が無い。
別に普通の仲間ですよね。
あれだけ仲良しでも人間不信扱いだったら、普通の仲間はどれだけベタベタしていると思っているんだ?
そりゃ仲間としてやっていく以上、いつまでも疑心暗鬼じゃ話が進まないのもわかりますが、あっという間に普通の関係を築くのは…
もうちょっとギスギストゲトゲしながら進むのかと…。
作画はかなりお粗末でしたが、内容もまあ… 何でしょうね。基本微妙。
どこがどう面白いという点は無かったです。
人間不信というタイトルに惹かれましたが、ちと看板に偽りありでしたね。
後は世界も救わないし。ずっと先の話なのはわかりますが…。
私が見たかったのは、人間不信でギスギス互いを信じられない4人が、それぞれ実力が高いせいかなぜか活躍して英雄に祭り上げられて、「やっぱり仲間との絆が大事なんですね」とか言われて苦笑い、みたいな展開でした。
絆の剣は悪く無かったですが、この4人なら使えても何も違和感無いですよね。
真の絆が無いと使えない剣で、お互い信用していないんだから使えるわけがない、と言いながら何故か使えてしまう、という展開の方が面白かったのでは。
というように、期待した内容ではありませんでした。