タック二階堂 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
親方!地上から女の子が登ってきたァ!
詳細は公式でも。
フジテレビ系「+Ultra」枠で放送されるポリゴン・ピクチュアズ40周年記念作品。原作は「シドニアの騎士」の弐瓶勉氏です。
ポリゴン・ピクチュアズ制作だけに、フル3DCGで作られていますが、周年記念作品だけあって初回の作画は非常に気合いの入ったものでした。
ストーリーは典型的なボーイ・ミーツ・ガールもの。空高く氷が張る大雪原に暮らすカイナと、地上から浮遊虫の気球に乗って上がってきた姫・リリハとの出会いまでが描かれる初回でした。
まあ、物語はこれからなのでなんとも言えませんが、非常に奥行きを感じる雰囲気。かなり期待が持てそうです。まあ、全編フル3DCGなので、今期「転天」でブヒブヒ言っている層には受けないと思いますが。僕? もちろん継続視聴ですよ。
=====最終話視聴後、追記です。
{netabare}
うーーーーん…
いや、序盤から中盤までは面白かったんですよ。スケール感もあって、本格ファンタジーだなと。適度にピンチもあり、ハラハラもしたりしてね。
結果的に、バルギアとアトランドの対峙に尺を割きすぎた印象。そのわりに、あっさりと建設者を倒しちゃったもんだから…
随所にジブリを意識しているところが散見されました。バルギアに捕らえられた国の人達の衣装とか、あんな感じのジブリのキャラいたよねって。きのこみたいな帽子被った民族衣装のね。
展開も、これジブリかなってのが拭えない。それでいて、ポリゴン・ピクチュアズの3DCGだから、駿監督作品には遠く及ばないという。まあ、吾郎レベルと言えば、そうなるんでしょうかね。
んでもって、ずいぶんと佳境でぶった切りまして、続きは10月の劇場アニメを待てときました。いや、嫌いじゃない作品だけれども、続きを劇場に観に行くレベルかっていうと、うーーーーん…
僕は、このパティーンで劇場まで足を運んだのは「メイドインアビス~深き魂の黎明~」だけです。じゃあ、この作品が「メイドインアビス」クラスの傑作かといわれると、うーーーーん…
まあ、1クール11話をアマゾンプライムビデオ先行配信でガッツリやってたんで、ほとぼりが冷めた頃に劇場版も配信されるべ。それまで待ってもいいかな。
{/netabare}