タック二階堂 さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
「わしかわいい」続編…みたいなもん。
詳細は略。
ジジイが転生して、可愛らしい女の子になりますよという、「賢者の弟子を名乗る賢者」の「わしかわいい」みたいな展開のなろう異世界モノです。制作はスタジオコメット。最近では「RobiHachi」という、あまり話題にならなかった作品を手掛けたのが記憶に新しいですね。
まあ、初回の作り自体は奇をてらわずに、オーソドックスな「なろう異世界転生モノ」って感じでした。まあ、なんかいろいろと安っぽい感じがするのは仕方なし。
驚いた。そのぐらいしか感想がないことに。
面白くないと切って捨てるほどではないので、とりあえず3話まで様子見します。
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
いちおう、まだ視聴していますが…
なんかね、ちょっと面白いかもと思っていた時期が私にもありました。
ただ、結局は学園モノになり、そして力試しの課題というか試練?みたいなものをやり始めて、一気につまらなくなっています。
今回は特にひどかった。まず作画。モブを「人生ゲーム」のコマ(マッチ棒みたいなやつ)っぽい描写で手抜き。お部屋で4人の女子がワイワイやるシーンも、外からの窓の止め絵にデフォルメキャラの顔だけで喋らせる手抜き演出。チープな作画で、手抜きの演出をやられては…
ストーリーも適当ですよね。
ご都合でピックアップされた主要5キャラによる精神と時の部屋での鍛錬。制限時間内に出てこいというミッションで、天井をぶち破って3人揃って出てくるという暴挙。ま、簡単に言えば今回は、ツンデレ悪役令嬢・リーゼロッテと仲良くなりましたよというだけの話。
なんというか、今期だから観てはいるものの、前期なら2話切りしているレベルの作品。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
イングリスの演技が「虚構推理」の琴子(おひいさま)にしか聞こえないのですが、それは…?
これって、この程度の作品だから発声、演技がラクなものでと考えてのことか、それとも引き出しが少ないのか…
どうなんでしょうね、鬼頭明里さん。
レオーネの楠木ともりさんのほうが、よっぽど演技の幅が広いと感じているのは僕だけでしょうか。
あ、内容?
もはや、どうでもいいというか。ギャグアニメなんだか、シリアスアニメなんだかハッキリしてほしいですね。いつもメシメシ言ってるメインの2人がギャグにしか見えないです。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
ん~…
ひとことで言えば面白くなかったに尽きるのですが…
何が悪かったのかと言われると困るのですが、逆に言えば良かったところがないということになるのかもしれないですね。
主人公、イングリスのバトルジャンキーなキャラが、もう異常者にしか見えず、終始なんの共感も思い入れも持てませんでした。
取り巻きの女の子たちも、没個性というか、感情を動かされる子がいなかった。
敵キャラにも魅力がない。ガキの使者も最近のアニメでよく見る悪人の表情とか、ラスボスみたいなウォーズマン的なキャラとか、とにかく惹かれるものがありませんでした。
最終話のイングリスの顔、あのテカリは何だ?w
作画面も褒められるようなものではなかったし、キャラデザも古くさいですねぇ。「棺姫のチャイカ」を思い出しました。
全体的に質が低いアニメだったなと。
{/netabare}