タック二階堂 さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
むしろ「雪女編」だけだった。
詳細は1期でも観てください。
その1期は、中盤まで面白く観ていたものの、何の動きもねえ「鋼人七瀬」のエピソードが長くて飽きたという経緯がありました。
で、その2期の初回。
なんともあっさりとセリフだけで地縛霊のお悩みを解決してくれました。
まあ、序盤だからなんでしょうけど、1話完結の物怪のお悩み解決が続くんでしょうね。
どうやら、それほど面白くないかもしれない、この作品…
=====第16話視聴後、追記です。
{netabare}
14~16話の「雪女」シリーズは、非常にうまくまとまっていて面白かったです。
尺も3話構成なら過不足なく、飽きも来ずに良かったと思います。まだ「鋼人七瀬」のつまらなさを引きずっていたので、見事に払拭してくれました。
雪女も可愛かったですしね。悠木碧さんのアフレコも文句なし。
さてさて、次回からは新シリーズになるわけですが、ただただ「おひいさま」が喋ってるだけで7話とか、そういう極端なエピソードは勘弁な。
{/netabare}
=====第20話視聴後、追記です。
{netabare}
ピノッキオー編は特に語る必要もないのですっ飛ばしました。たいして面白くなかったです。
で、新編スタートっぽいですが、なんていうかなぁ。面白そうに感じない。音無グループの会長(婿養子)が、自分の妻である音無家の令嬢を、妖狐を使って亡きものにした。だけど、それは警察でも犯人を検挙できるようなものではない。ただ、会長自身はそれを余命幾ばくもない身だから自分たちの子供に明かし、どのように殺害したかを琴子に解き明かし、プレゼンさせるという話。
どう考えても、子どもたちと琴子の“こんにゃく問答”が延々と続く流れですよね、これ。「鋼人七瀬」のエンドレス2チャンネルやり取りと似た流れになりそうな予感。
どうやら「雪女編」がフロックの一発だったようです。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
「終わりよければ全てよし」という言葉がありますが、この作品は逆。「終わり悪ければ全部悪し」。それぐらい、どうしようもなく面白みにかける最終話でした。尺余りで無理やり入れ込んだ?
1話でも面白く作れるものですが、どうやったらこんなに面白くなく作れるのか不思議でなりません。そもそも「物語シリーズ」のような会話劇中心の作風ではあるのですが、男2人の会話劇がまーつまらないことつまらないこと。小賢しい中学生男子同士の「俺たち硬度なトーキングバトルしてるんだぜ」的な寒いノリを感じました。
もうさすがに鬼頭明里さんに「うなぎは男性器を連想させる形」と言わせても高揚する年でもないです。このノリもまた寒かった。
結局、「雪女編」しか見どころがありませんでした。
{/netabare}