タック二階堂 さんの感想・評価
2.1
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
まさに虚無アニメの「洗濯屋リョウマちゃん」。
詳細は略。気になる方は1期でも観てください。
1期で洗濯屋になったリョウマ・タケバヤシ。その洗濯屋を経営していく物語です。
スライムが進化して薬を作れるようになったよ。
その薬を売ろう。
店に強盗が入ると困るからスライムの吐き出した液を使って防弾ガラスを作ったよ。
その防弾ガラスを店に設置しようね。
何が面白いんでしょうね、これ。
しかも、作画も1期よりもまずくなったような印象。
可愛い可愛いリョウマくんの顔もバランスが崩れていましたよ。
誰も傷つかない。出てくる人たち、みーんな優しい人ばかり。何かアクションを起こせば「さすリョウさすリョウ」。そんな、馬もダメにするYogiboみたいな異世界アニメをご所望なら、こちらをおすすめします。
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
いろいろな場所で、この作品の1期が「虚無アニメ」と呼ばれていますが、虚無=つまらない、というのは違うような気がしていました。
そして、この2期。
最終話まで観て感じたのは「虚無感」。いや、虚無アニメってあるんだなあって、つくづく実感しました。
なんの感動もない、面白さもない、嫌悪感すらない。ボーっと、たいして動きもしない映像を見せられているだけ。なので、感想すらないです。
ただただ、なんとか祭に向けてオルゴール作らせたり、天むすと味噌汁作らせたり、作画のせいで全然おいしそうじゃない郷土料理を作らせたりするだけ。シュレディンガーの猫じゃないですが、箱を開けたら面白い作品かつまらない作品のどちらかが入ってますと言われ、開けてみたら猫がいなかったみたいな感じ。
この直前に「便利屋斉藤さん」を観たばかりなので、その落差の大きさに唖然。祭だっつってんのに、背景のモブが全く動かない。静止画を上下左右に動かすだけのシーン演出。まずそうなメシ作画。見ました?終盤にリョウマが作った「塩焼きそば」。誰があんなものを食べたいと思うのか…
挙句の果てにメインヒロインがちっとも出てこねえという…
本当に、なんのために作った2期なんだかさっぱりわかりませんでした。ていうか、これがどうして2期を制作するような作品なのか。
しかも、3期を作りたいような終わり方。
いや、もう観ませんよ。こんな虚無感はもうけっこうです。
{/netabare}