えりりん908 さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
海賊王女っぽくも、ジブリっぽくもあったのが、なんか迷走しちゃった?
初回視聴時は、ファンタジーとしてもスチームパンクとしても、
どっちの感じかわからなかったけど、{netabare}
どっちのスタンスでの鑑賞もありなようで、
なかなかの滑り出しだったかなと思います。
私としては、ファンタジー寄りという感じかな?
巨獣が人間社会のすぐそばを跋扈する、そういう世界観なんだけど、
その巨獣を狩って糧にして暮らしている、
そんな人たちの城壁都市が舞台というのが、
空挺ドラゴンズみたいでもあって
そういえばあの作品もスチームパンクっぽいファンタジーだったわけでw
何故だか軍隊が編成されていて、
そういうところはスチームパンクっぽいけど、
軍事兵器が近代化されていなくて、
文明の進み具合は中世程度みたい。
ボーイ・ミーツ・ガールなのは、
こういうファンタジーならお約束かもだけど、
ジイロとクウミの出会いは・・・
残念!
おっさん・ミーツ・実験体少女でした(≧▽≦)
そして、軍隊は研究機関の手先のような存在で、
巨獣退治よりも実験体のクウミの捕縛を最優先にしてる!
そのへん、何かいびつな感じなのは、
生物化学だけが異様な進歩をしていることを暗示してるのかな?
でもここに、ミャアという、不思議に訳知りな商人?の子が絡んで、
ジイロとクウミの邂逅とピンチと海中へのダイブを、
何故かハッピーバースデイを口ずさみながら双眼鏡で見ているのだけど、
これがおそらくは、
この二人のこれからの運命を予見しているようでもあって、
すごく、気になります!
Aパート冒頭で、多分若き日のジイロが使役していた
巨獣討伐用の剣に能力を与える妖精のような存在が描かれるので、
たぶんクウミがそういう風に実験によってつくられているのだろうけど、
これから先のふたりの戦いが、
どこに向かっていくのか、{/netabare}しっかり見守りたいと思います(^^♪
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しっかり見守っていたけど、{netabare}なんだか不可解な方向に。
SFやりたいのか、バトルやりたいのか、ファンタジーやりたいのか、
さっぱりわからないお話に。。。
これは正直言って、困りました。
最後まで観ていたのに、観ればみるほど、頭に「?」がくっついてしまって。
キャラ設定や巨獣設定も、なんだか場当たり的?
いろんな小道具・大道具が出まくり過ぎて、
場面インフレにも展開のエスカレーションにも{/netabare}ついて行けませんでした。