「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章(アニメ映画)」

総合得点
75.8
感想・評価
102
棚に入れた
586
ランキング
770
★★★★★ 4.1 (102)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.1
キャラ
4.0

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ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

チーム白鳩の新たな活躍 第一章

本編テレビシリーズの続きの物語です。

共和国のスパイとして暗躍する白鳩メンバーに新たな指令が下ります。

王国で王室の事務職の長として長く勤めている侍従長。
共和国側のスパイとしての顔をもっていた侍従長でしたが
その情報を他に流してるのでは?という二重スパイの疑いで
白鳩メンバーが調査することに。

内容が二重スパイについてってことで少々ややこしい話なのに加えて
プリンセスとアンジェがそれぞれ入れ替わってこの作戦に絡んでくるので、初見では今の彼女はどっち?ってなって少々ややこしかったです。

初見でアンジェとプリンセスの秘密について気づいた侍従長に
危機感を持つアンジェ。

そんなアンジェの雰囲気の違いを敏感に感じとるドロシー。
テレビシリーズより徐々に築き上げてきた仲間達との絆を感じさせる
シーンが良いですね。

任せられることが嬉しくて仕方ないって感じのプリンセスの姿は
本当にいつも可愛らしいです。

今回は派手なアクションというより、裏を探り合うって感じの
心理戦的な色合いが強くて、テレビ版で大活躍だったちせのアクションとか少なめなのが
少し残念なとこではありますけど、それは次作以降に期待ですかね。

プリセスとアンジェの過去を知る数少ない人物である侍従長。
そんな秘密を持つ侍従長は危険な存在であったけど、
逃亡での別れ際
プリンセスに敬意を示したシーンは、なにより10年近く
プリンセスとして歩んできた苦労をねぎらった感じがして
感動でした。

嘘をつき続けるスパイの末路。
そして過去の自分達を知る数少ない一人を失った悲しさからなのか
「少し、さびしいわ」って語るアンジェの言葉。
何とも切ない感じは、二人の幸せを願いたくなるラストでした。

音楽はOP、ED含めて楽曲、雰囲気とても良かったです。

特にEDチーム白鳩の5人が歌唱を務める「Nowhere Land」
は少し寂しい余韻の残るようなバラードでしっとりと染みます。
なにより絵本のような柔らかいタッチの演出が素敵でした。
アバターのようなキャラ絵はそのままグッズで欲しくなっちゃうような
可愛らしさで観てるだけで和みました。
あの本編でも大好きだったアンジェとプリンセスのピアノの
連弾シーンや二人の幸せな未来を連想させる挿絵が素敵だったな~。

続く第二章も楽しめそうです。

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 163
サンキュー:

14

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