タック二階堂 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
なろう異世界転生…転生はしてないな。乙女ゲーを実況&解説する話。
詳細は略。
恵ノ島すずさんによる「小説家になろう」に連載されていたライトノベルのアニメ化作品です。制作は……手塚プロダクションです。
あー、もうこの時点で何の期待もできないって0話切りしている人も多いんじゃないかしら。僕もそうでした。
あらすじとか面倒くさいので、このへんの動画をご参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=H71jDtCRpSE&t=7s
https://www.youtube.com/watch?v=fex17SuyqOo
コミカライズの評判は上々です。
原作が面白いのでしょう。アニメも面白かったですよ。まさかの、ワンチャン手塚がホームランをかっ飛ばす可能性も微レ存です。
声優陣も小林さん役に花澤香菜さん(最初、本渡楓さんかと思った)、リーゼロッテに楠木ともりさん、乙女ゲーの主人公ヒロインに富田美憂さんと、なかなかに豪華です。
なろうだからと食わず嫌いしないで、まずは初回だけでも観てみたらいいと思いますよ。
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
ここまで、それなりに面白く観てきたんですが、有り体に言えば飽きちゃったかなという感じ。
その要因として大きいのは、現実パートがたいして面白くないところでしょうか。
いちおう、手を変え品を変え、飽きさせないように工夫しているのはわかるんですが、なんだろうなぁ…
リーゼロッテのツンデレさが可愛ければ可愛いほど、なんか“世話焼きおばちゃん”感のある小林さんが可愛く見えない。可愛く見えないヒロインのラブコメも、あんまり面白くないという負のスパイラルというか。
まあ、だからって単なるジークとリーゼロッテの「悪役令嬢モノ」だったら、ここまで面白く観てこられなかったわけで、うーん…
やっぱり遠藤くんと小林さんは完全なる黒子に徹したほうが良かったんじゃないかなぁと思います。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
うーん…
序盤から終盤までは面白かったんですが、1クール持たせるほどの内容ではなかったのかなという印象です。最終話なんか、もうやけっぱちみたいな締め方。なんだよ、遠藤くんと小林さんがゲーム世界に召喚されるって。
壮大な痴話喧嘩の茶番。
でもまあ、ギャグアニメなんだから、このぐらいでもいいんじゃないかな。
アニメとしては及第点ぐらいですが、こと「なろう異世界モノ」というジャンルで言えば“極上だ”というところでしょうか。
{/netabare}