Bハウス さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あま〜いセカイ系
2023年のレビュー初めは難解な作品でスタート
どうやら私は何かを拗らせているらしいw
この作品をカテゴリーするならいわゆるセカイ系にあたる
「ハルヒ」「まどかマギカ」「ブギーポップ」「シュタゲ」
他のメンツが強すぎて比較するのが可哀想なんだが
感想としてはそうなんだもの(*´∀`*)
登場人物が全て別の世界線から集められていて
魔法という名の特殊な力を使い生身で大気圏突破し
宇宙に行く話w
天体がキーワードなのでそのディティールは丁寧に説明しているが
魔法少女達の活動原理が「変身して身体的強化される」の一点突破( ̄O ̄;)
抽象概念的な表現が多くセリフにも反映されていて
この作品のレビューで話がわからなかったと思う人多数w
このレビュー読んで理解してもらえるかは怪しいが
出来るだけ言語化できるよう解説していく
ストーリーはさっきも書いたように
並行世界からプレアデス星人によって導かれた
5人の女子中学生がプレアデス星人の宇宙船の
エンジンのかけらを集めていくのが中心
主人公のすばるは幼い時に出会った体験がきっかけで
天文に関して興味を深めており流星雨の観測しようとしたら
天文室が異空間の温室になっており
そこでミナトと言う男の子と出会う
それがきっかけでプレアデス星人の結界を超えて
魔法少女として選ばれかけら集めをすることに
魔法少女の一人あおいはすばるの小学生時代の親友
しかしお互い中学生に進学した際に
相手から一方的に別れられたと言う経緯がある
初めはギクシャクするも「置いていかれたもの同士」の
接点によって相手に嫌われて離れたわけではないと
思えるように
かけら集めをしていた魔法少女達の前に現れる
謎の男(角マント)
カケラを奪うことを目的としており妨害するが
その都度魔法少女達に反撃され失敗していた
ミナトそっくりな彼は学校に潜入しかけらを奪おうとしたときに
温室へ紛れ込むとミナトは「変わらなければいけないのかもしれない」
と言って蕾だらけの世界が枯れてしまった
何言ってるかわからないでしょ?
これでも順路通りにストーリー書いているのよね
間にいつき、ひかる、ななこのバックボーンを見せる話が
あるのだがこれは魔法少女がみんな「自分が変わりたい」
と言う意識を持って呼び寄せられたカケラ集めの動機と
後に紹介する流星を彼女達も見ていたことで
すばる達と混じる理由付けになっている
実はすばるが子供の頃に母親の見舞いに行った際
たまたまミナトの部屋に迷い込んでしまう
そこで星空を見たことが天文への興味に繋がっていた
ミナトは病気がちで入院していたところに
本来見えるはずのない男の子を見つける
エナルトと名付けられた男の子と
ミナトは魔法少女達と同じようにエンジンのかけらを集めていた
二人の飛行した形跡が流星のように見えて
その光景をすばる達5人は見ていた
しかしある時病室で昏睡状態の自身の姿を見たミナトは
全てが幻であり誰にも知られていない存在と思い
温室に閉じこもった人格とカケラを使って全てを消そうとする人格に
分離してしまう
すばるはミナトの正体を知ると魔法少女に変身できなくなる
プレアデス星人によると「何者かに決まったため変身ができなくなった」
ミナトとの思い出を思い返していくすばる
そこでミナトに渡した折り紙の星を昏睡状態の手に握られたことで
角マントの衣装と同じ色合いの魔法少女に変身する
最後のカケラはブラックホールに吸い寄せられており
回収するためにカケラを動力源とした反対のブラックホールを作ることに
魔法を持つものでしかカケラを合成できないため
すばるはミナトに手伝うように頼む
断るミナトに「私が守るから」と叫びキスするすばる
6人が協力して最後の回収が始まった
私の語彙力ではこれ以上わかりやすく書けません
ホントわからないと思うしここまで書いた内容が
頭に入らないのであれば見ないと言う選択肢もありです
抽象概念とはなんぞやと言うと
魔法少女になれた理由が「何者にもなれていない不完全な存在」で
「何者かになれる可能性を持っている」資格があるからなんだってw
ドライブシャフトと言う名の魔法使いの箒に
自動車のエンジンを搭載して光速移動を可能にするらしい( ̄O ̄;)
エンジンのかけらも地球上の物質として留めようとすると
金平糖のようなデザインになるなど
セカイ系のゴリゴリ哲学的な部分をオブラートに
あま〜く包み込んでいると言う事が分かってもらえればいいかなw
最終的にはすばるの世界線で魔法少女の5人は
再結集してくれるラストなのでもしわからなくても
興味あるのなら付き合っていただきたいかも