take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
落第騎士の成り上がり・・・。
2023.1.3 明日から出勤だと憂鬱に過ごす今日この頃w。
いつもの某アベマなTVで一気見をやっていたので、ゴロゴロとしながら視聴。
全く知らなかった作品でした。
少し絵が古臭い(キャラの絵がちょっとひと昔前のゲームキャラチックだなぁ)との第一印象でした。
ゲームのパッケージにありそうな絵だなぁ・・・と。
あにこれで調べたところによると、2015年の作品との事、そしてラノベ作品であると。
ほうほう。
私が「あにこれ」に登録して、アニメの視聴記録を書き始めたのは2020.5月の事。
それまでもアニメは好きだったのだけれども、長く視聴していない時期があって、ちょうどその頃の作品っぽい。
あにこれに登録したのは、一気見視聴(放送)、サブスクなどが私の身近になった事がきっかけとなって、視聴メモ代わりに・・・と言う事だったように記憶している。さらに、おもしろい作品はもとより、つまらない(合わない)作品について、他の人はどう思ってんだ、という事に興味があって・・・と言う経緯だったかな。
さてと、余談はさておき、
こちらの作品は、今となっては先に述べたようにキャラの造形のレトロさ、また、微かな厨二臭を感じさせるものでした。
ちょいエロのパートについてもそう感じたのですが、なんでしょうね、逆にそういう作風が逆に重量感があってエロく見えるのは不思議でしたw。
物語自体は、レビュータイトルにも書いたように、破軍学園という学園の中で学生生活をおくる中、落第騎士(ワースト・ワン)と言う評価を受けていた主人公:黒鉄一輝がとあるきっかけから成上がっていく・・・という。
その中で、彼女的なキャラが増え、仲間が増え、周囲の評価があがっていき仲間が増えていく様子は私の好みのストーリーでした。
全話を視聴して観て、若干、間延びしたようなポイントもありましたが、硬軟取り混ぜて、エピソードとしては全体的によくまとまっていたと思いました。
最終盤には
{netabare} 最後の最後まで分かり合えない親との関係は、なかなかに厳しいものではありましたし、最終盤に組織的に圧力をかけられ、妨害を受ける {/netabare}
をクリアし、しっかりとペナルティが課されたとの描写はある種のカタルシスとして成立していたと思います。
最終的には、七星剣武祭の代表に選抜されるところまで成り上がり・・・、学園生徒から祝福され・・・。
と言うところで、物語は終了しています。
学園内パートとしてはひと段落と言うところでしょうか。
う~ん、やっぱり学園名、主人公の名前、スクールカースト最底辺にまで称号が設定してある、イベントの名前・・・ネーミングセンスと設定に少し厨二臭がしますねw(悪い意味では無いです、多分狙ってやっておられると思いますので)。
さて、音楽は・・・。
いつもの事でOP/ED中心になるのですが、今回はあまりピンときませんでした。
OPは失礼ながら「ズコー」と言うのが正直な感想でした。
そしてEDもあまり合ってはいないような・・・という所感です。
騎士という事でああいうゴシックな雰囲気を醸し出したのでしょうか。
残念ながら、ミスマッチとの評価です。
キャラクタはそれなりにタレントがそろっていたと思いました。
ハーレムに転がっていきそうなところを、ステラを中心に据えることでギリ回避していました。
まぁ、ある意味ハーレム的な形状にはなっていましたがね。
その他のキャラクタもバランスよく配置されており、個性が光るキャラも多かったです。
ちなみに、私のお気に入りは吐血先生のユリちゃん先生なのはヒミツですw。
本当にとりとめのないメモ書きのようになってしまいましたが・・・。
そうですねえ、パッケージとしてはちゃんと一つの形にはなっている作品だと思いました。
いわゆる厨二成分がちょっと障害になる可能性はありますが、そこがクリアできれば楽しめるような気がしています。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。