柚稀 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
オトは響く。 どこまでも繋がるソラの下、あなたにも、僕にも、響いて伝わるんだ。
ずっと先の未来、世界はさまざまな方面から、
止まることのない崩壊の時をいつか来る終わりへ向かって紡ぎ続けていた。
物語は1人の少女“カナタ”が1121小隊に配属されたことから廻りはじめていく-。
可愛いなりをしていても、れっきとした軍人であるカナタがやってきたのは、国境に近い“時告げ砦”
彼女は大事そうにラッパを抱えてやってきた。
軍人になったのは、このためだから・・・。
そこで任務にあたるは、5人の女の子たち。
新任のカナタと
・ラッパが上手で、クールでかっこいい“リオ”
・メカ大好き、大人しい僕っ子“ノエル”
・素直じゃないけど、ほんとはやさしいこ“クレハ”
・頼れるメガネなおねえさん、1121小隊隊長“フィリシア”
そんな可愛い彼女たちの1121小隊としての任務と日常をほんわか眺めるアニメです♪
彼女たちの可愛らしさに思わずにこにこしちゃうようなお話が続きます(*´∇`*)
でも、軍人であるからゆえに、
未だ世界で続く“戦争”が物語に暗い影を落とします。
それは彼女たちの、現在だけでなく、過去にも大きな傷を残すもの。
その傷のカタチは様々。
彼女たちはもちろん、街の人々、世界中の人たち、きっと誰もが癒えない傷を抱えているのでしょう。
砦のふもとに広がる小さな街“セーズ”では、
古くから言い伝えられている伝説がありました。
『炎の乙女』の伝説-。
戦争と伝説、過去から未来へと繋がり伝わる音、記憶の中を流れ続ける音、、、
絡まり合って、紡がれる物語。
10話以降、何故だか涙が流れ続けていました。
ジャコットおばあちゃん、切なすぎる。
約束を信じつづけて、約束があったから幸せだと云った。
僕にはそんなの耐えられないよ。
そして僕の短くもなく、長くもない人生において、“アメイジング・グレイス”を聴いて、涙が流れたのは初めてのことでした。
OPの「光の旋律」Kalafinaがまた素敵な曲(*゚ー゚*)
音、響きます。
ラストはつっこみたくなるところもあるかもですが、、
僕はこの終わり方、この物語がスキです(*´σー`)エヘヘ
そして、フクロウじゃなくて、アフリカオオコノハズクのシュコがすんごいめんこかったー♪欲しいっ!