Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「魔法(ひみつ)の花園(がくえん)へ、ようこそ」
この作品の原作は、ニトロプラスさん原作のゲームだったみたいですね。
ニトロプラスさんのゲームと言えば「STEINS;GATE」や「CHAOS;HEAD」など、アニメでも話題になった作品を作られています。
今回、ネットの記事かTwitterのログかは忘れましたが、ニトロプラスさん原作というのは予め知っていました。
もちろん、期待値も爆上がりですよね。
この様な心境の中、視聴を開始しました。
ここは全寮制の魔法学園都市《アシュラム》
ペンタグラムと呼ばれる少女たちが〈真の淑女〉を目指し、
教養や礼儀作法、そして魔法を仲良く学んでいます。
生徒のひとりである少女・アルスノトリアは、
同じ第五寮に所属するムードメーカーのメル、
無口でマイペ―スな小アルベール、
委員長気質のピカトリクス、
クールなアブラメリンといつも一緒。
授業を受けたり、係活動をしたり、
“あの部屋”で放課後のお茶会を開いたり……
少女たちが送る、楽しく・賑やかな日々をお届けします!
公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
完走して振り返って思うこと…
物語の構成としてこれで良かったのか疑問が残った感じです。
アルスノトリアたちが「真の淑女」を目指しているのは理解できました。
同じ寮に住んでいる仲間といつも一緒で授業を受けたり…というのも見ていれば分かります。
ですが、中盤以降で登場する騎士の物語との繋がりが正直良く分かりませんでした。
日常回は全体的にフワッとしていて、このフワッとした感じも慣れれば悪くありませんし、ずっとフワッとしていても良かったのでは、と個人的には思っているくらいです。
騎士の物語を出すのが悪いと思っている訳ではありません。
でもお互いの結びつきを説明するには、余りにも尺が不足していたと思うんです。
私が見逃しただけかもですが、騎士団の言動の理由が今一つ分かりませんでした。
アルスノトリア役だったくのちゃんの演技も、くのちゃんらしさが溢れていて、個人的には高ポイントでした。
それにとみたんも出演されていましたし…
それとアニメとは直接関係はありませんが、2021年3月にサービスが開始されてから2年後となる2023年の3月に、ユーザーが満足するサービスの提供が困難であるという理由でゲームアプリのサービスを終了することが発表されたんだとか…
たった2年で終わってしまうなんて寂しすぎる気がします。
私も、現在進行形でソシャゲにハマっており、そのゲームはもう直ぐ2周年を迎えますが、今ここでサービスが終了したら目の前で梯子を外されたような気持ちになると思います。
ゲームの実況者の配信などを見ると、色んなゲームをプレイされていてそのような顛末を全てひっくるめてソシャゲなんだ…
と言っている方もいらっしゃいましたが、私はそんな気持ちにはなれないかな…
きっとサービスが終了したら、そのまま他のゲームをプレイすることなく引退すると思います。
アニメも終わり、ゲームのサービスも終わってしまったらアシュラムと騎士団の関係が開かされる機会はもうなくなってしまうのでは…!?
でも、作画は綺麗ですしフワッとした感じは見ていて癒しが貰えます。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニングテーマは、ハナウタ(第五寮)[アルスノトリア(くのちゃん)、メル(花井美春さん)、小アルベール(とみたん)、ピカトリクス(幸村恵理さん)、アブラメリン(松井恵理子さん)]による「はじまりへと続く場所」
エンディングテーマは、cluppoさんによる「With you」
1クール全12話の物語でした。
wiiをチラ見した時に目に入ったのですが、「登場予定だった人物」が公開されていました。
ホントはもっともっと続く物語だったんですよね。
私にとって決して世の中甘くないと再認識させられた作品になりました。