テナ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
虫は虫でも昆虫の方じゃないよ(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
この作品をタイトルで昆虫嫌いの人が敬遠しちゃわないように工夫しました。
(´-`).。oO(本当はタイトルで遊んだけど絶対に秘密にしとこう。
)
全体的に可愛らしいデザインですね。
パッと見は女の子受けしそうな雰囲気の作品だけど、全然男の子も見える作品だとおもいます。
物語の主人公のエリアーナ、彼女は本が大好きな女の子で、ついたアダ名は虫かぶり姫。
彼女はクリストファー殿下の婚約者のフリをする条件で王宮図書への出入りが許されるとの事で了承します。
彼女は本当に本が大好きなのですね。
ここまで何かを好きになるのはステキな事ですよね〜
実は、エリアーナは婚約を見せかけの婚約者と勘違いしてるのです。
だから、殿下をふくめて周りの人にも与えられるプレゼントも、彼女は、見せかけの婚約者なのにどうしてそんなに良くしてくれるのか不思議そうにしているのです。
彼女自身は、クリストファー殿下を意識してそうな場面も多々あります。
彼女はよく「見せかけの婚約者」と何かあるたびに考えるのですが……その言葉が自分の本当の気持ちから目を背けようとしている言葉……見せかけの婚約者が本気で恋をしてしまう……それは虚しい……叶わない恋程切ないものはない。
見せかけだから恋をしちゃいけない。
そんな気持ちが彼女の中にあったのかな?と。
そんなある日、クリストファー殿下が別の女性……アイリーンと部屋で密会してる所に出くわしてしまう。
この時の殿下はなんか完全に浮気男w
けど、そこで気づくエリアーナは自分の本当の気持に。
そんな時、エリアーナは階段から落ちたアイリーンに出会います。
そして、エリアーナが階段から突き飛ばしたとアイリーンは発言したのです!!
このトラブル!
アイリーンの自作自演で陛下がカッコよく見抜いてくれるのがカッコイイですねw
更にそれを気に暗殺疑惑の事件や美術品の贋作騒ぎなどガンガン出てくるアイリーンとアイリーンの父の悪事の数々。
実はこのクリストファー殿下って4年も婚約者なのに傍にいさせるだけで、婚約者らしい事もしないで、エリアーナを放置状態みたいな宙ぶらりんにしてて、それだけ見たら最低の男なんですが……その4年は、クリストファー殿下の婚約者としてエリアーナを認めさせる為の4年間。
虫かぶり姫なんて、呼ばれるエリアーナだから多分、反対する人も多かったのかな?
だから、反対する人達に認めさせたかった。
盛大なサプライズの様に感じましたね。
4年間か……4年……私なら多分4年は待てないなぁw
なんか途中で心変わりしそうw
エリアーナですら「見せかけの婚約者」だと勘違いするレベルだし4年も同じだとね。
けどなぁ〜ww
嬉しいよなぁ〜
自分がエリアーナの立場だとねw
自分を本当の意味では選んでくれない……
いつかは関係を終わらせられる……
そう思っていての大逆転でしょう?
しかも4年間は自分の為に動いてくれていた訳でしょう?
自分と婚約する為の頑張りでしょうw
これはいいね(*^^*)
いいよ!いいよ!(((o(*゚▽゚*)o)))
嬉しいよ(///ω///)
で、4年後……その4年間の事を包み隠さず話してくれて、傷つけた事や寂しい思いをさた事を全て謝ってくれてさぁw
なんか心がスカッートするꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ
まっ4年はね……アニメや漫画だから成立する設定だけど、私はアニメや漫画だから成立する、こんな恋愛作品は好きですね(*^^*)♪
で、4年越しのあらためての告白!
いいね!いいよ!これ!
ここまで3話なんだけど、この3話の出だしがサイコー!
なんかテンションがバグって来た私ww
後、殿下の若干の不満、昔の自分を後ろからしばきたいとか、不満を漏らした時のエリアーナのツッコミがいい味だしてるww
後、エリアーナにはお兄さんがいて、「次に妹にあんな顔をさせたら許さない」って殿下に言い放ってくれるんだけど、カッコイイ!!
めちゃくちゃいいお兄さんじゃんw
私には兄も姉も居ないけど、こんなお兄さんなら欲しいw
これ、多分妹からしたらリアルに「ちょ!辞めてよ」とか「何言ってんの!」って口にしそうだけど、気持ちは嬉しいなぁ〜って感じると思うんだよね。
お兄さん居ない私の妄想ではw
そして、殿下の恋が解禁されます!
殿下浮かれすぎじゃない?
「次に殿下呼びしたら罰を与える。勿論罰は僕が決める」からの口付けの罰。
罰じゃね〜w
罰にならないじゃないかww
これただ嬉し恥ずかしいだけじゃんww
ただイチャイチャしたい殿下じゃんw
んん、見てたら心昂りますね。
後は殿下は本当に4年間を取り戻すかの様に、子供相手にヤキモチ焼いたり、食べ物をあーんさせようとしてw
甘えすぎではありませんかねwww
ただ、指は舐めるのはイケメンでも許されない気がします。
私なら頭をシバいてますねww
で、エリアーナは普段凄く大人しい女の子なんですが、貴族が本を焼こうとした時や自分の意志が譲れない時は、自分の意志をしっかり持って発言できる女の子なんですよね。
エリアーナの母は病で亡くなっています。
だから、彼女は自分と同じ母を亡くして悲しむ子供たちを減らしたいと昔殿下に話していて、殿下はエリアーナの気持ちを汲み取り分け隔てなく誰もが利用できる病院を設立してくれる。
世の中には病院へ通えない人も少なくはなくて病院で治療すれば助かる命も病院にいけない事で失われる事もある。
そうして、1つでも救える命を多く救えたら、そんなエリアーナの優しい提案だなぁ〜と思いました。
国が運営する責任者エリアーナの病院。
きっと、これからもたくさんの命が救われるはずですよね。
彼女の優しさを感じるエピソードです。
エリアーナって本が大好きだから知識が凄いんですよね。
本を先人の知恵と呼び様々な知識を持ってる。
国の歴史から知識まで多忙な知識力なんですよね。
だから、贋作を見抜いたり、殿下達に様々な提案が出来たり、医療に力を入れるべきだとか提案出来る事も多い彼女
例えば捻挫に馬肉がいいとか初めて知りましたw学びです⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝
でも、それな本の知識を知ってるだけの理想論だと否定される。
彼女自身も納得出来る部分もあり少し落ち込んでしまいます。
本の知識って凄いと思う。
読めば学べるし自分の考え方の幅を増やす事が出来たりもします。
情報とは最大の武器ではないでしょうか?
それでも、やはり本には書いてない事や自らの目で見て経験するから解る事もあるのもまた事実です。
だから、エリアーナは落ち込んでしまう。
そんな時に殿下から「エリーはエリーらしくあればいい」
名言ですね。
自分らしくいるって多分難しいと思う。
時には何かで自分を見失いそうになる事もあるだろうし、自分を自分らしく出せる場所って限られると思うけど、誰かにそう行って貰えるとエリアーナの様に気持ちが楽になりますよね(*^^*)
殿下は遠征に出ていたのですが、エリアーナが心配で心配で仕方ないww
この人、エリアーナ離れできないわww
まっ、確かに本当にエリアーナはピンチを迎えてはいましたけどね。
そして、エリアーナは殿下との成婚の儀を間近にしてましたが、エリアーナは自分がそのポジションに相応しいのか不安な気持ちになってしまいます。
殿下の母は厳しい方です。
殿下の隣に立つ覚悟………王族と婚姻するって多分大変な事なんだろうなぁ〜
好きだから一緒になるってだけじゃなくて色々とあるんでしょうね……
そんな中……色々な事があり自分が周りから相応しくないと思われてると考えてしまう……殿下の母のアンリエッタ王妃にも……
それを殿下に相談しようとするも、殿下は忙しくて、優しくはあるけど……相談は出来ず……
後、シャロンとか言うお嬢様ムカつくなぁw
エリアーナに自分の国の物語がどうとか歪な関係とかお荷物とか殿下を解放しろとか、お飾りになれとか、邪魔とか聞いててムカムカする!
私が言われたらぶちギレるけど……
エリアーナの立場で考えると何か……
自分を責めちゃうよね……エリアーナは優しくて真面目な子だから……
自分は頑張ってても周りが反対したり嫌味を言われたりすると、傷つき不安にもなるよ。
そして、エリアーナは殿下に相談して、もし殿下が自分を突き放したらと思いこみ相談出来なくなる「成婚の義を延期したい」彼女の口から出た今の気持ち……
彼女は逃げて後悔するけど……逃げたくもなるよ……何も悪くないもん。
そんな時に、マティルダと言うお嬢さまが部屋を荒らしにくる!
このお嬢様もムカつくww
殿下の側室候補ってエリアーナ以外のまともな側室候補いないのか(*꒪꒫꒪)
そして、マティルダは使用人サラがコルバ村出身だからと侮辱する。
コルバムラ村で起きた、灰色の悪魔と呼ばれる病が流行った時代がありました。
でも、それは誤解でした。
それはエリアーナが誤解を解くのです。
彼女は沢山の本を読んで多分その答えを導き出した。
彼女の知識が使用人サラの気持ちを救ったのです。
それに逆上したマティルダが暴れようとする所で殿下登場!
毎回、この殿下はいい所でやってくるw
殿下の言葉でエリアーナは相談する決意をします。
エリアーナが不安がなくなるまでずっと話を聞いてくれて、殿下は「君は何も悪くない、エリーが生真面目で頑張り過ぎるのを知っていたのに、私が傍に居て配慮すべきだった。ごめんね」って、優しい♪
「話を聞いてもらう」「話す」ってしっかり吐き出す事で気持ちって凄く楽になるものです。
エリアーナも心に不安は無くなったかな?
そして、アンリエッタ王妃は……
本当はエリアーナLoveでしたww
多分、この人は凄く優しい。
エリアーナが結婚したら「王太子妃」なる。
何も言わずに迎え入れてくれる事は簡単です。
でも、王妃は「覚悟」とか「自分が苦労した事」とか話す事が怖いんだよ……プレッシャーなんだよ……自分でもある程度考えて不安もあるけど追い討ちに聞こえるんだ……それは怖いよ……
でも、私はそれが優しさだと思いました。
「覚悟」は必要なんです。
いざって時に覚悟が足りませんでした……もぅ、無理です。
そうなった時に困るのは、辛いのは苦しいのは誰ですか?……エリアーナです。
エリアーナもある程度の事は考えています。
でも、それはエリアーナが考えられる範囲のみです。
実際に厳しい事やエリアーナが想像してない体験や役割の大切さを教えてくれてる。
それは、不安に追い討ちを掛けている様に感じたり厳しく言われるのは自分が不甲斐ないからだと感じると思うかもしれないけど……
多分、後悔して欲しくなかったんだと思いました。
王太子妃になる事を……だから選んで欲しかった。
殿下の婚約者とこれまでの生活……どちらがエリアーナ自身が幸せになれるか……
エリアーナが大切だから。
辛い事や大変な事や決めなきゃいけない覚悟しなきゃいけないそれを知った上で、しっかりと考えて欲しかった。
だから、厳しくも優しい王妃様。
優しさって凄く難しくて……
1歩間違えれば、優しすぎると甘さに変わるし、
厳しすぎると 伝わらず追い込むだけになる。
だから、優しさっ凄く難しいけど、王妃様は優しさの使い方が上手いかなw
多分、部屋に来た時に侍女と話してたけど殿下とエリアーナが隠れてるの気づいてるあの人ww
「婚姻の義が明後日なのにエリアーナの装飾品が決まらないのよ!」ただの愚痴に聞こえるけど、しっかり認めてるって素直になれない王妃様の精一杯の本心に聞こえました。
最後には優しい忠告を貰ってましたね。
後、見てて思ったのは殿下と家臣達の関係が仲がいいんだなぁ〜と思いました。
殿下をよく弄るんだけど、殿下とか立場ある人を弄るって仲良くないと出来ないし素敵な関係を気づいて居るんだなぁ〜と思いました。
殿下達のエリアーナの見方が素敵です。
他の人はエリアーナを虫かぶり姫で本ばかり読んでる人ってイメージしかなくて、けど殿下達はそんなイメージじゃなくエリアーナ自身を見てくれる。
そして、彼女が本を読むのは自分が楽しいからだけではなくて、自分の知識が困ってる人や苦しんでる人の役に立てばと思い本を読んでいるのを知っていてくれるのは嬉しいですね。
私も本は読むけど漫画ばかり読んでるので、エリアーナを見習って人の力になる為に漫画を読むことにします。
ん?なんですか?
変な事書きましたか?ん?
ラストのインクのイルミネーションは素敵ですね。
電気のイルミネーションって綺麗だし素敵だと思うんです。
けど、この作品のイルミネーションはインクで電気とは違う手描きのイラストが心を暖かくしてくれた気がしました。
そうそう、エリアーナってカッコイイシーンがあります。
多分、カッコイイ担当は殿下なんだろうけど、エリアーナのカッコイイシーンは本を粗末に扱う人を見るときや自分が譲れない時などに目付きと雰囲気がガラリと変わる部分でこの表現をしっかりしてる部分で力の入れようを感じました。
この作品からは殿下やエリアーナを見てるとお互いを思いやる優しさや、民を思いやる優しさたくさんの優しさを感じることが出来ました。
作品自体は刺さる人には刺さる作品かな?
主人公はエリアーナなんですが、デートでは殿下の方が主人公ぽい所があり女の子向けの演出が強かったりします。
けど、普通に男の子でも楽しめると思います。