jagaimo さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
もはや語ることは少なく。言いつつ語ろうと思う。
第三期目まで観てきて
もはや言うまでもないでしょ?
ってことです。
夏目の子供の頃の描写が多くあったようなきがする。
そして子供の頃の心の傷を確実に少しずつ癒している。
新たな人物、的場静司の登場。
心の通ったものに対して心ないよな。
まだ謎が多い人物ではあるけど
ちょっと出てきてほしくないかも。
特に好きだった話を
{netabare}
第八話「子狐のとけい」
子狐登場で大興奮。
子狐の健気さはご存知の通りで
なにより子狐は立派に成長している。
それぞれにおける時間は相容れないと言う。
妖には妖の、獣には獣の、人間には人間の時間。
悲しい想いをするならいっそ。
素直な子狐には心動かされます。
第十二話「帰る場所」
どうです?タイトルだけで涙腺ノックするでしょ?
夏目の過去。たらい回しの生活。
夏目に関わる人たちが皆悪い人だとは思わない。
むしろいい人たちなんだと思う。
自分に信じられないものが見えてる人間に
不信感を抱くのは自然だとも思う。
その人自身を否定するのは間違ってるけれど。
無神経な言葉にさすがにちょっといらっときますしね。
だから藤原夫妻の優しさに涙するんだろうな。
夏目を心から望んでいる人たちがいるってことは
夏目にとってどれだけのものか考えただけで
もう駄目でした。あきませんでした。
タイミングもあったろうけどさ。
こんな優しい人がいたらさ、この人ならって思うよね。
塔子さんに滋さんがさらに好きになった話でした。
夏目は本当に幸せな人たちに巡り合えた。
藤原夫妻だけじゃなく。
第十三話「夏目遊戯帳」
十二話では人だったけど。最終話では妖達。
大切な友達。
疎ましかった妖の存在が今は違うんだよ
とはっきり描写されたいい話でした。
{/netabare}
長々とぐだぐだと文字を羅列していくと
改めて感動してたんだなと思う。
OPは今までで一番好きでした。
HOW MERRY MARRY 『僕にできること』
ちっぽけなこの僕にできること
少しずつでも伝えてみたいんだ