さすらいの批評家 さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
全体的に中途半端かつ微妙
良かった点
・キャラデザが良い
・序盤の盛り上げ方
・アクションシーンの作画
キャラデザに関しては普通にいいと思いました。
個性的なキャラが多数登場しているので、好きなキャラも見つかりやすいかと思います。
序盤の盛り上げも面白く、謎が謎を呼び新たな展開を繰り広げていく形で引き込まれました。
アクションシーンも躍動感がしっかりあって見てて面白かったです。
悪かった点
・何のジャンルで売り出しているのかイマイチ分からない
・終わり方が雑
今回最も不満だったこの二点に絞りました。
まずジャンルですが、アクションなのかサスペンスなのかラブストーリーなのか全く分かりません。
正確には、この全ての要素が入っているのですが全部中途半端でどれが売りなのか分かりません。
例えば、デスノートなら頭脳戦、ドラゴンボールならアクション、銀魂ならギャグ、ニセコイならラブストーリー等、何かしら作品の強みや特徴となるものがあるはずですが、この作品からは中途半端さしか感じませんでした。
序盤はサスペンスにタイムリープ要素で始まり、時を巻き戻しながら謎を解いていくのかとワクワクしてましたが中盤から影との戦いでアクション強めに…謎解き要素はどこへやら。
その戦いにおいても何だか中途半端、頭脳戦っぽいことやってる割には頭脳キャラ感出てる人いないし、味方側の戦力差がかなり激しいし…
終盤はラブストーリー要素持って来るも終わり方が雑のなんの。
記憶を無くした主人公及び仲間達が平和に暮らす様子が流れ、最終的に主人公&ヒロインがささいな事で思い出し感動的な感じも無く普通にハグして終了、さすがにはぁ?って思いました。
ラブストーリー要素を終盤に持ってきた割に涙の再開も無し、ロマンチックなキスシーンも無し、挙げ句付き合ったのかどうかすらも分からない。
適当に綺麗な花火上げてそれっぽいセリフ言っときゃ丸く収まると思うなよってのが正直な感想です。
結局、このアニメに何を求めるかで評価が大きく変わると思いました。