STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
とりあえず簡単な感想
アイドルものは、後発作ほど既発表作との差別化を図るためにも付加要素が増えている感が
あるが、本作は設定と言い展開と言い、至極オーソドックスなものといった印象。
主人公である日生 直輝が嘘をつく人が輝いて見えるという超能力的設定があったが、これも
他人の嘘に敏感な人を映像的に表現した演出とも言えなくない範疇のレベル。
「TINGS」のマネージャーになった日生が温厚なメガネ君ということもあって、
「THE IDOLM@STER」を思い出したりした。あっちはマネージャーじゃなく、
プロデューサーだけど。
「TINGS」のメンバーそれぞれに問題があり、それを解決していくことで「TINGS」自体も
進んでいくという展開も割と無理がない感じで、単話としてもいい感じ。
この各メンバーの問題に関わる、それぞれの長所短所なども「そういう設定です」と
言うだけでなく、映像や音でうまいこと表現されている感があった。
まあ内容自体は良くも悪くも定番の範疇で、斬新さはないが、正統派アイドルものの楽しさを
堪能できるもの。
アイドルものに関しては既にブランドイメージを確立しているシリーズが人気で、後発作品は
大変な印象があるが、本作のような秀作は評価されてほしいなとは思う。
キャラクターデザインや絵の感じは個人的には結構好みでした。
2022/12/11